抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地震研究では,わかったことは直ぐに防災に活かされ,警報などの災害情報として社会の制度となる。しかし防災に活かすことは,これまで地震研究者の手を離れたあとの話で,地震研究者は常に「次の未知なる部分」と格闘していた。新たな災害はその最中に起きる。なので地震研究者は「まさに研究中だった」と理科的説明をするが,一般の人は“地震研究=防災”という社会科的活用が当り前なので,「研究中」には納得出来ない...この溝はどうすれば埋まるか?地震研究者には是非,従来からの理科的才能だけでなく,「人に地震の“わからない”を説く」社会科的才能も磨いて欲しい。災害時にひとりでも多くの命を救うために。(著者抄録)