抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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タッチパネルには入力装置として改変が容易であるなど種々の利点があるが,操作した際に押下感がないことから操作の安心感や実効性に問題があると言われている。本稿では,タッチパネルの操作性を聴覚や触覚で支援し,そのフィードバックが操作性に与える影響を議論した。具体的には,被験者にタッチパネルで複数件の電話番号を入力させ,その際に音情報・振動情報の有無が番号入力に与える影響について検討した。供試したタッチパネルは(株)石井表記社製のもので,操作者が振動により擬似的に押下感を感じる機能とともに,サウンドの出力ができる。実験条件では,フィードバック内容(視覚のみ,視覚と触覚,視覚と聴覚,視覚と触覚と聴覚)で分けた。その結果,フィードバック条件による入力時間において,音と振動の両方をフィードバックしない場合と,それらをフィードバックした場合とでは統計分析で明らかな有意差が認められた。