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J-GLOBAL ID：201402204860924974   整理番号：14A1149729

二次資源からの金の新しいリサイクル方法:臭化銅を含むジメチルスルホキシド溶液による金の浸出及び水による析出

Novel process for recycling gold from secondary sources: Leaching of gold by dimethyl sulfoxide solutions containing copper bromide and precipitation with water

著者 (3件)： YOSHIMURA Akihiro (Dept. of Materials Engineering, Graduate School of Engineering, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo ...) ,  TAKAI Madoka (Dept. of Bioengineering, Graduate School of Engineering, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN) ,  MATSUNO Yasunari (Dept. of Materials Engineering, Graduate School of Engineering, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo ...)
資料名： Hydrometallurgy  (Hydrometallurgy)
巻： 149  ページ： 177-182  発行年： 2014年10月 
JST資料番号： A0931B  ISSN： 0304-386X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 臭化銅を含むジメチルスルホキシド(DMSO)溶液を用いた金の浸出と続く水による金の析出から成る二次資源からの新しい金の回収方法を提示した。金の溶解は0.1~0.2MのCuBr₂と0.1~0.2MのKBrを含むDMSO溶液中で333~348Kで行った。金の溶解機構を電気化学的測定により調べた。溶解した金の析出は水の添加によって行い,回収速度に及ぼす水の量とpHの影響を調べた。CuBr₂を含むDMSO溶液中の金の初期溶解速度は37mg・cm^-2・h^-1に達し,他の浸出法よりも大きかった。電気化学的測定の結果,CuBr₂を含むDMSO中の金の陽極溶解は比較的負の電位で生じ,Cu²⁺のCu⁺への陰極還元と対になる。水による析出によって87%までの金の回収率が得られた。少量の銅が金と共に析出したが,これは,Eh-pH線図から予想されるように低いpHの水を使用することで回避できる。エコフレンドリー,容易な操作,低コスト,最小の化学的スラッジ汚泥などの多くの利点を提供する金の浸出と回収の循環系を開発したことを提示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *浸出 ,  *析出 ,  *金 ,  リサイクル ,  二次資源 ,  廃棄物処理 ,  溶解 ,  浸出液 ,  臭化物 ,  銅化合物 ,  水 ,  回収率 ,  電気化学的挙動 ,  溶解速度 ,  陽極溶解 ,  pH依存性 ,  温度依存性 ,  カソード還元 ,  環境保全 ,  電気化学的分極 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電子顕微鏡観察 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド
準シソーラス用語： 臭化銅 ,  浸出率 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (1件)： 鉱石浸出法  (UA07090M)

物質索引 (1件)： ジメチルスルホキシド

タイトルに関連する用語 (9件)： 二次資源 ,  金 ,  リサイクル ,  臭化銅 ,  ジメチルスルホキシド ,  溶液 ,  金の浸出 ,  水 ,  析出