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J-GLOBAL ID：201402205032980344   整理番号：14A0471894

青果物のバルクコンテナ物流技術の開発

著者 (1件)： 椎名武夫 (農研機構 食品総合研)
資料名： 日本包装学会誌  (Journal of Packaging Science & Technology, Japan)
巻： 23  号： 2  ページ： 89-95  発行年： 2014年04月01日 
JST資料番号： L1730A  ISSN： 0918-5283  CODEN： NHGIEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新開発のバルクコンテナによる,青果物の物流技術開発の概要を紹介した。バルクコンテナは,段ボール製の壁とパレットと上蓋がプラスチック製の通い容器である。これを使用すると段ボール箱に対し,CO2削減が40%,流通コストが30~70%低減できた。バルク状態での荷扱いでは,落下衝撃,静荷重,振動による損傷,つまり品質の低下が懸念されるので,その対処法の検討結果も紹介した。本法においても,MA包装は品質保持に有効であった。

シソーラス用語： *生鮮食品 ,  *コンテナ輸送 ,  容器 ,  再利用 ,  事例研究 ,  ライフサイクルアセスメント ,  食品包装 ,  物的流通 ,  *食品流通 ,  段ボール箱 ,  損傷 ,  振動 ,  衝撃
準シソーラス用語： MA包装 ,  *事例紹介 ,  青果物 ,  *通い容器 ,  落下衝撃

分類 (3件)： 物的流通  (KA08000O) ,  パレット,コンテナ  (QE01050M) ,  食品倉庫,荷造,運搬  (FJ02040M)

引用文献 (14件)：

• 農林水産省、食料供給コスト縮減アクションプラン(2006), http://www.maff.go.jp/j/study/syoku_cost/pdf/data01_4.pdf (2014-3-11)
• 通い容器普及促進協議会、通い容器の本格的な普及に向けて(提言)(2007), http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/ryutu/pdf/070927_1a.pdf (20143-11)
• 椎名武夫、中村宣貴、兼田朋子、Manasikan THAMMAWONG、青果物のバルクコンテナ物流技術の開発~コスト・環境負荷の同時低減を目指して~、農流技研会報、294、18-20(2013a)
• 折笠貴寛、ロイポリトシュ、吉田誠、曽我綾香、大野誠治、新實誉也、横山幸一、芳賀浩、中村宣貴、椎名武夫、新規バルクコンテナを利用した青果物流通による温室効果ガス排出量削減の可能性、日本LCA学会第5回研究発表会、20-21 (2010)
• 椎名武夫、折笠貴寛、中村宣貴、大野誠治、柏木俊幸、新實誉也、藤ノ木隆、並木晋哉、横山幸一、小売り段階を考慮した新規バルクコンテナ物流システムのLC-CO2解析、日本LCA学会第7回研究発表会、164-165(2012a)

タイトルに関連する用語 (4件)： 青果物 ,  バルクコンテナ ,  物流 ,  開発