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J-GLOBAL ID:201402205071838245   整理番号:13A1238089

700及び750°Cで時効処理したP92鋼中の析出物の組成と体積率に及ぼすδフェライトの影響

EFFECT OF δ-FERRITE ON THE COMPOSITION AND VOLUME FRACTION OF PRECIPITATES IN P92 STEEL AGED AT 700 AND 750°C
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号: 11  ページ: 1315-1320  発行年: 2012年 
JST資料番号: B0626A  ISSN: 0412-1961  CODEN: CHSPA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本研究では,研究対象にδフェライト含有/非含有未処理P92鋼管を採用し,EPMA-EDS+MPST(多相分離法)を使って,それぞれ700及び750°Cにおいて1000,3000及び5000時間の時効処理で析出したM_(23)C_6及びLaves相の体積率と組成に及ぼすδフェライトの影響を研究した。研究成果は以下の通りであった。δフェライトの存在は,時効処理時にδフェライト中のCr,MoおよびWを消費してそれに隣接するラス状マルテンサイト粒界に沿って析出したM_(23)C_6及びLaves粒子の凝集と結晶粒粗大化を促進した。δフェライト非含有サンプルでは,時効処理時間の延長に伴うM_(23)C_6相の体積率の変化速度は,時効処理温度で変化し,また,δフェライト含有サンプルでは,時効処理時間の延長に伴いLaves相の体積率も増加した。δフェライト含有サンプルでは,より高温で形成された少量のLaves相により,M_(23)C_6相の体積率は増加した。そして,時効処理温度の上昇と時効処理時間の延長は,研究した鋼管サンプル中の析出粒子の結晶粒粗大化を促進した。P92鋼のミクロ組織安定性と高温時特性に及ぼすδフェライトの存在の影響に関する本研究からの関連情報は,必要なときに参考文献として使用できた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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変態組織,加工組織 

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