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J-GLOBAL ID：201402205079532277   整理番号：14A0202537

メカノケミカル処理した原料を用いたスピネル生成反応の熱分析

Thermal analysis of formation of spinel from raw materials activated mechanochemically

著者 (1件)： 芦田利文 (近畿大 工)
資料名： 近畿大学工学部研究報告  (Research Reports of the Faculty of Engineering, Kindai University)
号： 47  ページ： 1-5  発行年： 2013年12月20日 
JST資料番号： G0851A  ISSN： 0386-491X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 反応熱などの熱変化を分析する手法として示差走査型熱量計が広く使用されているが,スピネル型結晶生成反応のように600°C以上の高温まで測定できる示差走査型熱量計は少なく,測定が困難である。ここでは,定量性を調べた上で,示差熱分析装置を用いて反応過程を特性化した。測定には遊星ボールミルを用いて軟質マグネシア(低結晶性MgO)と遷移アルミナ(χ-Al₂O₃)をメカノケミカル反応した試料を用いた。この試料を用い,示差熱分析装置によって700°Cから900°Cまでの所定の温度で120h間保持してその間の熱変化を観察し,ドメイン成長が界面成長から拡散による球状成長へ変化する過程を明らかにした。

シソーラス用語： *メカノ化学 ,  *スピネル型結晶 ,  結晶度 ,  酸化マグネシウム ,  アルミナ ,  粉砕 ,  活性化 ,  *アルミン酸塩 ,  発熱反応 ,  *等温過程 ,  加熱温度 ,  示差熱分析 ,  レート方程式 ,  *結晶核形成 ,  拡散係数 ,  熱量測定 ,  温度依存性 ,  X線回折 ,  活性化エネルギー ,  蓄熱 ,  ボールミル ,  アルミン酸マグネシウム ,  界面拡散 ,  混合粉砕 ,  等温熱量測定 ,  反応過程 ,  貯熱量
準シソーラス用語： Avramiの式 ,  Avrami指数 ,  χ-アルミナ ,  マグネシア ,  メカノケミカル処理 ,  結晶性 ,  蓄熱量 ,  遊星ボールミル

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  熱化学  (CB02040L)

タイトルに関連する用語 (4件)： メカノケミカル処理 ,  原料 ,  スピネル ,  熱分析