文献

J-GLOBAL ID：201402205304835454   整理番号：14A0173524

イオンチャネルペプチド会合の膜外調節,例としてアラメチシンを用いる

Extramembrane Control of Ion Channel Peptide Assemblies, Using Alamethicin as an Example

著者 (4件)： FUTAKI Shiroh (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NOSHIRO Daisuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KIWADA Tatsuto (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  ASAMI Koji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 46  号： 12  ページ： 2924-2933  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂質二分子膜中でヘリックスバンドルイオンチャネルを形成するアラメチシンに膜外エレメントとしてロイシンジッパーペプチドを結合し,Fe³⁺への配位による膜外エレメント部位の立体配座変化を利用した人工イオンチャネルを開発した。Fe³⁺への配位により応答する膜外エレメント部位のα-ヘリックス含量が減少するにつれて,チャネル電流の上昇が観測され,Fe³⁺の添加とEDTAによるFe³⁺の捕捉を繰り返すことにより,スイッチング可能であった。また,カルモジュリンC-末端セグメントを膜外エレメントとしてアラメチシンに結合するとCa²⁺応答性のイオンチャネルが構築された。

シソーラス用語： *イオンチャンネル ,  会合 ,  *ヘリックス構造 ,  *配座転移 ,  脂質二分子膜 ,  物質流束 ,  *アラメチシン ,  膜電位 ,  カルモジュリン ,  スイッチング ,  *細胞外マトリックス

分類 (1件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 会合 ,  調節 ,  アラメチシン