抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鹿児島県大野岳の実験パイプラインを用いて,パイプラインの中間位置に設置した定流量弁を用いたパイプライン流量制御を行う場合の実験結果を示した。実験では,2タイプの直動型定量弁(流量固定型と流量可変型)を試験し,定流量弁をパイプライン中間地点に設置する場合の流量制御機能を確認した。また,自動減圧弁と定流量弁を直列に設置した場合の通水時の安定性や自励振動の発生について検証した。実験結果より,以下の結論が得られた。1)流量固定型と流量可変型定流量弁の作動状況の比較では,同程度の性能を有している。2)定流量弁の下流側で負圧が生じた場合でも,流量制御機能は作動するが,恒常的なキャビテーションの発生に繋がることに留意する必要がある。3)通水時,流量変化時に減圧弁と定流量弁の間で自励振動の発生は確認されなかった。