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J-GLOBAL ID:201402205396406392   整理番号:14A1467457

Aplysia kurodai(アメフラシ)卵から分離したガラクトース結合レクチンはストレプトリジンが誘導する溶血を阻害する

A Galactose-Binding Lectin Isolated from Aplysia kurodai (Sea Hare) Eggs Inhibits Streptolysin-Induced Hemolysis
著者 (21件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 13990-14003 (WEB ONLY)  発行年: 2014年09月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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特異的なガラクトース結合レクチンが,Streptococcus pyogenesが生産する外毒素,ストレプトリジンO(SLO)の溶血効果を阻害することを示した。N-アセチルラクトサミン(ECA),T-抗原(PNA)およびTn抗原(ABA)を認識する,市販で利用可能なレクチンは,ウサギ赤血球を凝集したが,SLOが誘導する溶血には影響しなかった。これとは異なり,SLOが誘導する溶血は,α-ガラクトシド少糖類を認識する,アメフラシ(Aplysia kurodai)卵から精製したレクチン,AKLにより阻害された。この阻害効果は,AKLに結合する,D-ガラクトースの共存により阻害された。これら所見の可能性のある説明は,赤血球膜のグリコスフィンゴ脂質を含む,コレステロールリッチマイクロドメインが強く積み重なったレクチン分子により占有され,コレステロールとさもなければ膜に侵入するSLOの間の相互作用をブロックすることである。S.pyogenesの増殖は,海洋無脊椎動物(AKL)およびキノコ(ABA)のレクチンにより阻害されたが,植物レクチン(ECA)により促進された。これら阻害と促進効果の両方は,培養液中でのガラクトースの共在によりブロックされた。所見は,標的細胞膜および細菌増殖における孔形成,毒性の調節機構でのグリカンとレクチンの重要性を示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  血液の基礎医学  ,  微生物生理一般 

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