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J-GLOBAL ID：201402205928852264   整理番号：14A0587223

耐越流侵食性向上のための河川堤防補強技術の提案

REINFORCING TECHNOLOGY OF RIVER LEVEE FOR INCREASING RESISTANCE AGAINST OVERFLOW EROSION

著者 (8件)： 倉上由貴 (東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻修士課程) ,  二瓶泰雄 (東京理科大学理工学部土木工学科准教授) ,  矢田孝次朗 (東京理科大学理工学部土木工学科) ,  山崎達也 (東京理科大学理工学部土木工学科) ,  山口晋平 (東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻修士課程) ,  川邉翔平 (東京理科大学理工学部土木工学科助教) ,  菊池喜昭 (東京理科大学理工学部土木工学科教授) ,  龍岡文夫 (東京理科大学理工学部土木工学科嘱託教授)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 69  号： 4  ページ： I.1219-I.1224 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 河川堤防の耐越流侵食性を向上させ,粘り強く壊れない補強技術として,ジオシンセティックス補強土(GRS)と堤防法面のコンクリート製被覆工を一体化した「GRS河川堤防」を提案した。本研究では,一般的な2割勾配の堤防を基準としていくつかの堤防形式について補強条件や締固め度を変化させた堤防越流実験を行い,堤防の侵食状況と補強条件の関係性を明らかにして,GRS河川堤防の有効性を検証した。本研究により新形式堤防による耐越流侵食性の向上が明らかとなった。GRS河川堤防の概要,室内試験の概要,結果と考察について述べた。

シソーラス用語： 河川堤防 ,  *越流 ,  *侵食作用 ,  土壌物理特性 ,  *補強 ,  土木材料 ,  補強土工法 ,  水理模型実験 ,  ジオシンセティック
準シソーラス用語： 水理模型試験 ,  ジオシンセティックス ,  侵食性

分類 (1件)： 河川工事  (RC12030X)

引用文献 (11件)：

• 1) 玉井信行:2011年7月新潟・福島豪雨災害の概要と超過洪水対策について,平成23年度河川災害に関するシンポジウム,pp.1-14,2012.
• 2) 角哲也,竹林洋史:2011年台風12号に伴う紀伊半島の災害概要と総合土砂管理への課題,平成23年度河川災害に関するシンポジウム,pp.15-24,2012.
• 3) (社)日本河川協会編:改訂新版建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[I],pp.3-30,1997.
• 4) 土木学会:水理公式集 [平成11年版],丸善,pp.194-205,1999.
• 5) Tatsuoka, F., M, Tateyama, T. Uchimura and J. Koseki: Geosynthetic-reinforced soil retaining walls as important permanent structures, 1996-1997 Mercer Lecture, Geosynthetic International, Vol.4, No.2, pp.81-136, 1997.

タイトルに関連する用語 (4件)： 侵食性 ,  河川堤防 ,  補強 ,  提案