抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,“振動”をエネルギー源として電気を生み出す振動力発電に着目し,中学校技術科における,材料と加工・エネルギー変換・情報に関する技術の3領域に亘る複合教材を提案することを目的とした。木製すのこの応力集中部に圧電素子を搭載することにより,効率よく発電ができ,かつ圧電素子を衝撃力センサとして活用することにより,PIC制御に体重の差を探知し,異なる音をならすすのこにも応用できた。すのこの発電部と制御部の検証試験においては,人間の体重によるすのこから発生する電圧が,PICの制御できる0~5V以内のため,8ビットの分解能で制御でき,PICがA/D変換を行う条件を満たすことが明らかとなった。なお,完成品の動作検証においては,「音の鳴るすのこ」に異なる体重の人が乗り降りし,7~8割の確率で異なるメロディを鳴らした。(著者抄録)