抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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SmFeAsO
1-xF
x,SmFeAs1-x PxO1-yFy(Sm1111)の多結晶試料について,magnetic J
cを拡張Beanモデルを用いて求め,4端子法により測定される電圧降下の閾値を定義して求まるtransport J
cと比較した同一試料の磁束密度分布をSQUID顕微鏡により直接観察し,多結晶体における磁場侵入長の算出を試みた。5Kにおけるmagnetic J
cはSmFeAsO
1-xF
x(x=0.082)が~13kA cm
-2,SmFeAs
1-xP
xO
1-yF
y(x=0.02,y=0.10)が~12kA cm
-2であった。多結晶試料の磁場侵入長をLondonの理論[1]を仮定し,算出すると単結晶等で報告されるIntrinsicな値[2]に比べ数桁大きい値を示した。学会では,この値を多結晶の結晶粒界の影響を考慮し解釈する。(著者抄録)