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J-GLOBAL ID：201402206143974323   整理番号：14A0896650

経年劣化した鉛プラグ入り積層ゴム支承の残存性能に関する実験的検証

EXPERIMANTAL VERIFICATION FOR REMAINING PERFORMANCE OF LEAD RUBBER BEARINGS WITH AGING DETERIORATION

著者 (7件)： 林訓裕 (阪神高速道路(株)大阪管理部) ,  足立幸郎 (阪神高速道路(株)大阪管理部) ,  甲元克明 (阪神高速道路(株)大阪管理部) ,  八ツ元仁 (阪神高速道路(株)技術部) ,  五十嵐晃 (京都大学防災研究所) ,  党紀 (埼玉大学大学院理工学研究科) ,  東出知大 (京都大学大学院工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 70  号： 4  ページ： I.1032-I.1042 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 兵庫県南部地震以降,地震力を分散させる設計や免震設計等により耐震性の向上が図られ,ゴム支承の普及が著しい.しかしながら,長期に渡り供用中であるゴム支承に経年劣化と考えられる損傷が顕在化しているが,支承性能へどのように影響するかが明確でないため,経過観察の状態にとどまっている.本論文では経年劣化損傷の発生した鉛プラグ入り積層ゴム支承(LRB)の残存性能を検証するため,力学試験及び材料試験を実施した.この結果,ゴムや鉛の経年劣化による剛性の増加及び減衰性能低下が確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *免震装置 ,  鉛 ,  積層ゴム ,  *老朽化 ,  剛性 ,  減衰能 ,  *橋梁支承 ,  性能評価 ,  変形 ,  復元力 ,  支点 ,  損傷
準シソーラス用語： *鉛プラグ入り積層ゴム支承 ,  *経年劣化 ,  経年劣化損傷 ,  残存性能評価 ,  免震支承

分類 (2件)： 構造細目,橋梁付帯設備  (RC06070M) ,  ゴム  (YH07020M)

引用文献 (12件)：

• (社)日本道路協会:道路橋支承便覧,丸善,2004.
• 伊藤義人,矢澤晃夫,佐藤和也,顧浩声,忽那幸浩,山本吉久:橋梁支承用ゴムの環境劣化特性に関する基礎的研究, 土木学会論文集No.794/I-72,pp.253-266,2005.
• 阿波根朝浩:ゴムの疲労破壊,日本ゴム協会誌第75巻第6号,pp.246-251,2002.
• 土木学会地震工学委員会:第15回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム 東日本大震災による橋梁等の被害分析WG報告書,pp.Ⅱ46-51,2012.
• 曽田信雄,山田金喜,木水隆夫,広瀬剛,鈴木基行:東北地方太平洋沖地震により破断した積層ゴム支承の性能試験, 構造工学論文集 Vol.59A, pp.516-526, 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 経年劣化 ,  鉛プラグ入り積層ゴム支承 ,  残存 ,  実験 ,  検証