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J-GLOBAL ID：201402206469069566   整理番号：14A1038856

燃焼現象のスケール効果と模型実験 製鉄用高炉における燃焼と模型実験

Scale Effects and Model Experiments of Combustion Phenomena Combustion and Model Experiment in Blast Furnace of Ironmaking

著者 (1件)： 篠竹昭彦 (帝京大 理工)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 56  号： 177  ページ： 225-233  発行年： 2014年08月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 製鉄用高炉の羽口・レースウェイ領域の研究について歴史を追って概説した。流体力学的な形状研究の模型実験に始まり,燃焼を行う実験研究が進化してきた。最近では燃焼研究分野での応用がめざましいCFDも活用されつつある。ただしCFDが進化しても高炉の羽口・レースウェイ領域では境界条件や物性値に未知数,不明項が多く,それらの設定の妥半性が計算結果の精度を左右してしまうため,模型実験や基礎的な物性他の測定実験の重要性は減らないと考えられる。本稿では,高炉の内部の領域と機能,高炉における還元剤の変遷,レースウェイの形状に関する研究,羽口先理論燃焼温度,微粉炭吹き込みとレースウェイ内の燃焼に関する研究,多種の還元剤吹き込みに関する研究,実炉の羽ロ先・レースウェイの計測,CFDを用いたレースウェイ燃焼モデルに関する研究などについて解説した。

シソーラス用語： *燃焼 ,  サイズ効果 ,  模型試験 ,  製鉄 ,  *高炉 ,  羽口 ,  レースウェイ ,  流体力学 ,  境界条件 ,  数値 ,  物理的性質 ,  還元剤 ,  燃焼温度 ,  微粉炭 ,  燃料吹込 ,  燃焼モデル ,  CFD【流体力学】 ,  微粉炭吹込 ,  物性値 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学 ,  *スケール効果 ,  *模型実験

分類 (2件)： 燃焼理論  (XE04020H) ,  製銑  (WD01050P)

引用文献 (37件)：

• 新日本製鉄(株)編著,鉄と鉄鋼がわかる本,日本実業出版社(2004).
• 清水正賢,山口荒太,稲葉晋一,成田貴一,鉄と鋼68:936-945(1982).
• 一田守政,西原一浩,田村健二,須賀田正泰,小野創,鉄と鋼77:1617-1624(1991).
• 日月應治,大野二郎,中村正和,原行明,鉄と鋼70:2224-2231(1984).
• 篠竹昭彦,一田守政,大塚一,杉崎与一,鉄と鋼87:388-395(2001).

タイトルに関連する用語 (5件)： 燃焼 ,  現象 ,  スケール効果 ,  模型実験 ,  製鉄