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J-GLOBAL ID:201402206816800071   整理番号:14A0803705

β-カテニン破壊複合体へのYAP/TAZの取込みはWnt応答を統合する

YAP/TAZ Incorporation in the β-Catenin Destruction Complex Orchestrates the Wnt Response
著者 (13件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 157-170  発行年: 2014年07月03日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Hippo経路の活性伝達因子であるYAP/TAZはWntシグナル伝達において,正および負の役割を果たすことが示されてきたが,その根底にあるメカニズムは不明なままである。本稿で著者らは,YAPとTAZが,YAP/TAZのための細胞性の受け手を務めるβ-カテニン破壊複合体の統合コンポーネントである証拠を生化学的,機能的,遺伝学的に提供する。Wnt活性化細胞において,YAP/TAZは破壊複合体から物理的に除去され,それらの核内蓄積とWnt/YAP/TAZ依存性生物学的作用の活性化を可能にする。YAP/TAZは,APC欠損により誘導される腸陰窩の過成長,ならびにex vivoでの陰窩再生に必要である。Wnt不活性化細胞において,YAP/TAZは,複合体へのβ-TrCP動員とβ-カテニン不活性化に必須である。Wnt活性化細胞において,複合体からのYAP/TAZ遊離がWnt/β-カテニンシグナル伝達の手助けとなる。従って,未分化状態でのES細胞のβ-カテニン依存性維持は,YAP/TAZ欠損により保持される。本研究は,器官サイズ制御,再生,および腫瘍抑制のための新規なシグナル伝達の枠組みを示す。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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