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J-GLOBAL ID：201402206849330755   整理番号：14A1494169

灌流細胞培養の交互接線流濾過の理解とモデル化

Understanding and modeling alternating tangential flow filtration for perfusion cell culture

著者 (8件)： KELLY William (Dept. of Chemical Engineering, Villanova Univ., 318 White Hall, 800 Lancaster Ave, Villanova, PA, 19085) ,  SCULLY Jennifer ,  ZHANG Di ,  FENG Gang ,  LAVENGOOD Mathew ,  CONDON Jason ,  KNIGHTON John ,  BHATIA Ravinder
資料名： Biotechnology Progress  (Biotechnology Progress)
巻： 30  号： 6  ページ： 1291-1300  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： A0966B  ISSN： 8756-7938  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 交互接線流(ATF)濾過は灌流培養の細胞保持の低剪断技術としてバイオ医薬品産業においてうまく使用されてきた。ATFシステムは接線流濾過とは異なる。汚損を最小限に抑える手段として逆流を1周期に1回用いる。ATFを評価して,ATFが汚損を濾過する速度に重要システム変数が如何に影響を及ぼすかについての研究報告はほとんどない。ここでは,透過流量と消泡剤濃度が変化した時に,哺乳動物(PER.C6)細胞培養の所定細胞密度と生存率で汚損が起こるのに要する時間を測定できるように,実験セットアップを考案した。実験結果は,D’Arcy’s法則に従って,透過流(操作周期の)に対する平均抵抗が膜の生体物質沈着につれて増加することを示した。操作後濾過表面の走査型電子顕微鏡画像は細胞と消泡剤ミセルの膜沈着を示した。汚損は細胞とミセルの組み合わせによる細孔閉塞に起因するという前提に基づいて,細胞とミセルの膜付着係数を推定できるユニークな数学的モデルを考案した。このモデルを用いて,灌流細胞培養に用いられるATFカートリッジの一定フラックス操作間における膜間差圧の上昇を正確に予測した。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *膜濾過 ,  *培養 ,  細胞 ,  消泡剤 ,  膜 ,  経時変化 ,  数学モデル
準シソーラス用語： *潅流培養 ,  動物細胞 ,  *膜ファウリング ,  中空糸膜

分類 (2件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 灌流 ,  細胞培養 ,  接線 ,  濾過 ,  理解 ,  モデル化