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J-GLOBAL ID:201402206915248321   整理番号:14A0567859

ポリ(2-アダマンチルビニルエーテル)をベースとする光学プラスチックの合成および特性

Synthesis and properties of poly(2-adamantyl vinyl ether)-based optical plastics
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 1389-1402  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2-アダマンチルビニルエーテル(2-AdVE)のカチオン重合,およびn-ブチルビニルエーテル(NBVE),2-メトキシエチルビニルエーテル(MOVE),あるいはアクリル酸2-(2-ビニルオキシエトキシ)エチル(VEEA)と2-AdVEとの共重合を行い,ポリ(ビニルエーテル)プラスチックを得た。イソブチルビニルエーテル-酢酸付加物/エチルアルミニウムセスキクロリド,あるいは塩化水素/塩化亜鉛のようなリビングカチオン開始剤系により得られた全ての共重合体は,比較的狭い分子量分布であり,高い収率で得られた。これらの結果は,2-AdVEと3種の共単量体との共重合が,統計的共重合体を生じたことを示している。開始剤としてBF3Et2を用いることにより,2-AdVEのホモ高分子およびポリ(2-AdVE)をベースとする共重合体,ポリ(2-AdVE-stat-NBVE),ポリ(2-AdVE-stat-MOVE),およびポリ(2-AdVE-stat-VEEA)を,トルエン中,-30°C下10分間で,定量的収率,高分子量で得た。高いガラス転移温度と高い熱分解温度のために,それらは優れた熱安定性を有した。成型された重合体の透明性および屈折率は,ポリ(メタクリル酸メチル)やポリカーボネートのような光学プラスチックの透明性や屈折率に近いが,それらの比重および吸水率はかなり低かった。さらに,ポリ(2-AdVE),ポリ(2-AdVE-stat-NBVE),およびポリ(2-AdVE-stat-MOVE)のAbbe数は60を超え,PMMAやPCのAbbe数よりも高く,ポリ(2-AdVE)をベースプラスチックが光学レンズとして最適であることを示した。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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