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J-GLOBAL ID:201402206960995219   整理番号:14A0446244

短節間カボチャ‘TC2A’の水田転換畑での栽培における窒素施肥量および施肥回数の検討

Optimization of Rate and Times of Nitrogen Fertilizer Application for the Short-internode Squash Cultivar Cucurbita maxima ‘TC2A’ Grown in Drained Paddy Fields
著者 (7件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 21-29  発行年: 2014年03月20日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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短節間カボチャ‘TC2A’の栽培における窒素施肥量と施肥回数(1回の全量基肥もしくは基肥と雄花開花前の2回に分けての分施)について,北海道の水田転換畑での栽培を対象に生育,果実収量および品質の面から解析した。牛ふん麦わら堆肥1t/10aを施用した淡色黒ボク土の転換初年度の畑での栽培において,窒素施肥量が8kg/10aまでは窒素施肥量が多くなるほど果実収量が高くなり,果実乾物率やデンプン含量が高くなることにより果実品質が向上する傾向を示した。窒素施肥量を12kg/10aとしても果実収量や品質の向上は認められなかった。また,窒素施肥量が8kg/10aであっても,基肥4kg/10aと追肥4kg/10aの2回に分施することで,基肥のみで施肥した場合と比較して,収穫時の茎葉の生体重が増加し,日焼け・腐敗果率が有意に低くなった。以上より,北海道の転換初年目の水田転換畑において,牛ふん堆肥1t/10aを施用した淡色黒ボク土での短節間カボチャ‘TC2A’栽培では,窒素8kg/10aを上記のように分施することが適していると判断した。(著者抄録)
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野菜 
引用文献 (8件):
  • 平井 剛・野田智昭(2009):(平成20年度新しい研究成果-北海道地域-),短節間かぼちゃ「TC2A」の省力・安定栽培技術,北海道農業研究センター,札幌,pp. 22-25.
  • 平井 剛・杉山 裕・中野雅章(2004):短節間カボチャ‘つるなしやっこ’の収量性および省力性,園芸学研究3 ; 287-290.
  • 北海道農政部編(2002):(北海道施肥ガイド),施肥標準・かぼちゃ,北海道農政部,札幌,pp. 83.
  • 日本食品工業学会食品分析法編集委員会編(1982):(食品分析法)ヒドラジン比色法,光琳,東京,pp. 466-471.
  • 杉山慶太・森下昌三・野口裕司・伊藤喜三男・室 崇人・渡邉春彦・早坂良晴・浜田佳子・嘉見大助(2009) : 省力性と良食味のかぼちゃ新品種「TC2A」の育成とその特性,北農研研報190 ; 1-19.
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