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J-GLOBAL ID:201402207127768264   整理番号:14A0272869

FGMs データベースを利用した効率的な傾斜機能材料の研究開発

Efficient Research and Development of Functionally Graded Materials (FGMs) Use to the Analysis of FGMs Database
著者 (1件):
資料名:
巻: 60  号: 12  ページ: 510-515 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0691A  ISSN: 0532-8799  CODEN: FOFUA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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傾斜機能材料(FGM)は,材料が置かれる複合環境に応じて多様な負荷に耐えるように設計された材料で,様々な材料の組合せおよびその形成方法の研究開発が進められている。本稿においては,このようなFGMを効果的に設計し利用するための手法として,FGMデータベースを活用することを記した。その事例として航空機用耐熱材料の耐酸化性被覆へのFGMの適用を示した。まず,FGMデータベースを利用して得られた経験則について述べ,次いで,γ-TiAl金属間化合物への耐酸化被覆の開発事例を示した。TiAlは高い高温強度,剛性および軽量であることから航空機用材料として望ましいが900°Cを超える温度での耐酸化性の低さが欠点として挙げられている。このため耐酸化被覆が求められるが,基材との熱膨張係数の差や高温反応を考慮せねばならない。このためにFGMをの適用が提案され,MoSi2/Mo/Nb/γ-TiAlの構造を生み出した。この利用により,γ-TiAlの限界温度である1173Kを超える1323Kで大幅な酸化の抑制が図れることを示した。
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分類 (2件):
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金属系複合材料一般  ,  防食 
引用文献 (29件):
  • 1) S. Uemura, Y. Noda, Y. Shinohara, Y. Watanabe: "Development and technology of functionally graded materials", CMCbooks, (2003) 12-13.
  • 2) Functionally Graded Material FORUM of JAPAN: http:// www.fgms.net/.
  • 3) K. Hasezaki, Y. Noda: "Empirical analysis of minimum interlayer number for functionally graded materials", J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 55 (2008) 764-769.
  • 4) S. B. Abu Suilik, K. Takeshita, H. Kitagawa, T. Tetsui, K. Hasezaki: "Preparation and high temperature behaivior of refractory disilicide coating for γ - TiAl intermetallic compounds", Intermetallics, 15 (2007) 1084-1090.
  • 5) M. Ohshima, T. Tetsui, K. Hasezaki: "Empirical analysis of lifetimes for disilicide coatings on a γ - TiAl intermetallic compound", J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 56 (2009) 444-448.
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