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J-GLOBAL ID：201402207399185659   整理番号：14A0082905

一方向一重らせんヘリケート 不斉空間の構築に向けた配位子のデザイン

著者 (1件)： 瀬恒潤一郎 (神戸大 大学院理学研究科)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 69  号： 2  ページ： 64-65  発行年： 2014年02月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ヘリケートは複数の配位サイトをもつリガンドと金属イオンからなるらせん状の金属錯体である。一重鎖ポリアニオン性配位子をもつらせん構造の金属錯体に関する最近の研究について紹介した。シッフ塩基サレン系ヘリケートとオリゴピロールのヘリケートについて述べた。紹介したポリアニオン性配位子のヘリケートは,一般に安定性に優れ,一方向へヘリシティーの機能分子としての応用が期待される。キラリティーからヘリシティーへの完全な不斉転写を達成するとともに,特徴的な光物性,光化学特性,酸化還元機能などを併せもつヘリケートの研究展開が望まれる。

シソーラス用語： *性質 ,  *ヘリックス構造 ,  *立体化学 ,  *空間 ,  *分子設計 ,  ニッケル錯体 ,  亜鉛錯体 ,  ランタン錯体 ,  アゾメチン ,  Schiff塩基錯体 ,  ジアミン ,  芳香族カルボン酸 ,  オリゴマ ,  窒素複素環化合物 ,  安定性 ,  ヘリシティ ,  分子 ,  コバルト錯体 ,  パラジウム錯体 ,  不斉合成 ,  転写 ,  不斉配位子 ,  *一方向性 ,  *ナノ空間 ,  *配位子設計 ,  サレン類 ,  機能性分子 ,  キラリティ ,  *キラル中心 ,  ピロール類
準シソーラス用語： *螺旋構造 ,  *不斉中心 ,  Schiff塩基 ,  ピロール誘導体

分類 (4件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  芳香族単環アルデヒド  (CF05160X) ,  ピロール  (CF07076L) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I)

タイトルに関連する用語 (4件)： らせん ,  構築 ,  配位子 ,  デザイン