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J-GLOBAL ID:201402207616108650   整理番号:14A0273259

ニホンジカとアライグマにおける低密度管理手法「遅滞相管理」の提案

“Lag-phase management” as a population management method in low density areas in sika deer (Cervus nippon) and racoon (Procyon lotor)
著者 (1件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 243-255 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: Y0375A  ISSN: 0385-437X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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個体群動態において,爆発的な個体数増加や分布拡大が発生する前段階として,個体数や分布が限られている時期を遅滞相(Lag-phase)という.千葉県におけるニホンジカ(Cervus nippon)とアライグマ(Procyon lotor)の捕獲記録における性比の時空間的変動に基づいて遅滞相の存在について考察し,千葉県印西市アライグマ防除事業の分析から低密度下での捕獲方法について検討した.両種において分布前線部や捕獲によって低密度となった地域ではオス比が高くなっており,アリー効果が発現している遅滞相にあると考えられた.このことから,根絶や地域的排除に至る前段階となる地域的な個体数管理手法として,捕獲個体のオス比などから推定できる「遅滞相の実現と維持」を管理目標にする「遅滞相管理Lag-phase management」を提案した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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個生態学 
引用文献 (49件):
  • Andrzejewski, R. and Jezierski, W. 1978. Management of a wild boar population and its effects on commercial land. Acta Theriologica 23: 309–339.
  • Aikio, S., Duncan, R. P. and Hulme, P. E. 2010. Lag-phases in alien plant invasions: separating the facts from the artifacts. Oikos 119: 370–378.
  • Asada, M. and Ochiai, K. 2009. Sika deer in an evergreen broad-leaved forest zone on the Boso Peninsula, Japan. In (D. R. McCullough, S. Takatsuki and K. Kaji, eds.) Sika Deer, pp. 385–404. Springer, Tokyo.
  • 浅田正彦.2011a.千葉県におけるニホンジカの分布域および個体数推定(2010年).千葉県生物多様性センター研究報告 3: 16–27.
  • 浅田正彦.2011b.千葉県におけるイノシシの分布,捕獲,被害状況(2009年度)千葉県生物多様性センター研究報告 3: 49–64.
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