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J-GLOBAL ID：201402207744141996   整理番号：14A0965893

カチオン表面改質セルロースナノファイバにより強化したポリアミド12の熱可塑性複合材料

Thermoplastic Composites of Polyamide-12 Reinforced by Cellulose Nanofibers with Cationic Surface Modification

著者 (6件)： SEMBA Takeshi (Kyoto Municipal Inst. of Industrial Technol. and Culture, Kyoto, JPN) ,  ITO Akihiro (Kyoto Municipal Inst. of Industrial Technol. and Culture, Kyoto, JPN) ,  KITAGAWA Kazuo (Kyoto Municipal Inst. of Industrial Technol. and Culture, Kyoto, JPN) ,  NAKATANI Takeshi (Kyoto Univ., Uji, JPN) ,  YANO Hiroyuki (Kyoto Univ., Uji, JPN) ,  SATO Akihiro (SEIKO PMC Corp., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 131  号： 20  ページ： 40920,1-9  発行年： 2014年10月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エピクロルヒドリンによる第四アンモニウム化部位を繰返し単位に含むカチオン試薬(Senka Corp.製)によりセルロースナノファイバ(CNF)を表面処理し,これをポリアミド12(PA12)の強化材に用いた。凝集防止のために処理CNFを水中で等量のPA12粉末と混合し,乾燥後にPA12ペレットと2軸押出混合することでCNF含量が5wt%のPA12複合材料を調製した。複合材料の曲げ及び衝撃特性と熱変形温度(HDT)を等量の未処理CNT,及び有機改質モンモリロナイト(OMMT)強化複合材料と比較した。その結果,曲げ弾性率及び曲げ強さはOMMT系に比べて同等又は大きく,衝撃強度及びHDTはOMMT系よりも優れていた。カチオン処理によりCNTの分散性が向上し,複合材料の機械的,熱的特性が顕著に改良された。

シソーラス用語： *セルロース ,  ナノファイバ ,  *ナノ複合材料 ,  表面処理 ,  高分子電解質 ,  弾性係数 ,  曲げ強さ ,  衝撃強さ ,  温度 ,  *ナイロン12 ,  第四アンモニウム ,  分散【dispersion】 ,  熱変形温度 ,  ポリカチオン【高分子】 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： カチオン性高分子

分類 (1件)： 充填剤,補強材  (YH05030J)

タイトルに関連する用語 (6件)： カチオン ,  表面改質 ,  セルロースナノファイバ ,  強化 ,  ポリアミド12 ,  熱可塑性複合材料