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J-GLOBAL ID：201402207780925979   整理番号：14A0393186

液流染色機を用いたバット染料による綿ニット染色法の開発

Development of Vat Dyeing Process for Cotton Knit with Jet Dyeing Machine

著者 (5件)： 若生寛志 (福井大学 大学院工学研究科) ,  中根幸治 (福井大学 大学院工学研究科) ,  小形信男 (福井大学 大学院工学研究科) ,  清水徹 (株式会社 日阪製作所) ,  石丸治 (株式会社 日阪製作所)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 70  号： 2  ページ： 33-38 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バット染料でバッチ染色を容易にしかも再現性良く均染染色できるシステムの開発を目的とし,高圧液流染色機に連続的に還元電位とpHを測定,制御できるようにし,更にオーバーフロー水洗装置取り付けた。また,最初にこの高圧液流試験機の缶体に窒素ガスを封入して染色試験を行い,その後窒素ガスを封入しない安定した染色法について検討した。その結果,バット染料によるバッチ染色において,窒素ガスによる置換無しで安定して行うことのできる染色条件を,高温高圧液流染色機にて確立した。その際,染液の還元電位とpHの測定により,必要な還元電位と酸化の条件を満たしていることを追跡することができた。窒素ガス無しでバット染料のバッチ染色が可能になったことは,染色条件の不安定性を除くのに役立ち,染色時間短縮やコスト面を含めてこれまでの染色方法に対して大きな進歩であった。

シソーラス用語： *綿布 ,  *メリヤス ,  *バッチ染色 ,  染色機 ,  *バット染料 ,  開発 ,  酸化還元電位 ,  pH【水素イオン指数】 ,  連続計測 ,  気体 ,  水洗装置
準シソーラス用語： システム開発 ,  *液流染色機 ,  還元電位 ,  窒素ガス

分類 (2件)： 浸染,捺染  (YM06040Q) ,  生産工程  (YM01050S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 液流染色機 ,  バット染料 ,  綿 ,  ニット ,  染色 ,  開発