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J-GLOBAL ID：201402208160207690   整理番号：14A1207128

フレキシブル電子工学のための,Agナノワイヤメッシュおよび金属マトリックスフィルムの全溶液処理された折曲げ可能な透明電極

All-solution-processed foldable transparent electrodes of Ag nanowire mesh and metal matrix films for flexible electronics

著者 (3件)： TRIAMBULO Ross E. ,  CHEONG Hahn-gil ,  PARK Jin-woo
資料名： Organic Electronics  (Organic Electronics)
巻： 15  号： 11  ページ： 2685-2695  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： W1352A  ISSN： 1566-1199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,折曲げ可能な透明電極を開発した。構成は,商用Agインクから還元したAgナノ粒子(AgNPs)によって溶接したAgナノワイヤ(AgNW)ネットワークである。使用した工程はすべて溶液に基づいている。Meyerロッド方法を使用して,均一のAgNWネットワークを広面積の重合体基板上にロール単位でコーティングした。スピンコーティングしたAgNPsをAgNWsに結合部および基板に確実に溶接した。AgNWsおよびAgフィルムマトリックスから成るハイブリッドフィルムは,電気伝導率(5.0~7.3×10⁵S/m)を示した。これはAgNWネットワークへの透明度(90-95%)より高いか同等であった。ハイブリッドフィルムは,AgNWネットワークより著しく良い曲げ安定性を示した。周期的な曲げ試験を10,000回5mmの曲げ半径で行ない,また,1mmのr_bでほとんど折り曲げた時でさえ抵抗変化は無視できた。なぜならAgNWsが確実に保持され基板に固着したからである。Ag2フィルムがワイヤを覆い,張力を加えてもAgNWsは破損しない。フィルムを低温で製作したので,フィルムの表面上に酸化はなかった。したがって,フレキシブル有機発光ダイオード(f-OLED)を,ハイブリッドフィルムで覆われたポリエチレンテレフタレート(PET)上に製作できた。曲げた状態のf-OLEDは平面状態のものに匹敵した。これらの透明なハイブリッドフィルムは,様々な柔軟な電子工学電極として応用できる可能性がある。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *電子技術 ,  *透明電極 ,  *ナノワイヤ ,  ナノ構造 ,  *曲げ加工 ,  インク ,  印刷インク ,  ナノ粒子 ,  スピンコーティング ,  折曲げ試験 ,  *発光ダイオード ,  ポリエチレンテレフタレート ,  膜 ,  フレキシブル基板 ,  溶接 ,  溶液成長
準シソーラス用語： *フレキシブルエレクトロニクス ,  *銀ナノワイヤ ,  ナノメッシュ ,  *折曲げ【加工】 ,  ナノインク ,  銀ナノ粒子 ,  *OLED ,  ハイブリッド膜

分類 (1件)： 発光素子  (NC03082G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 電子工学 ,  Ag ,  ナノワイヤ ,  メッシュ ,  マトリックス ,  フィルム ,  溶液処理 ,  折曲げ ,  透明電極