文献

J-GLOBAL ID：201402208398446722   整理番号：14A1021487

生物燃料生産の間接的土地利用変化-モデリング研究とEUの政策展開のレビュー

Indirect land use changes of biofuel production - a review of modelling efforts and policy developments in the European Union

著者 (2件)： AHLGREN Serina (Swedish Univ. Agricultural Sci., Uppsala, SWE) ,  DI LUCIA Lorenzo (Lund Univ., Lund, SWE)
資料名： Biotechnology for Biofuels (Web)  (Biotechnology for Biofuels (Web))
巻： 7  号： Mar  ページ： 7:35 (WEB ONLY)  発行年： 2014年03月 
JST資料番号： U7022A  ISSN： 1754-6834  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 輸送用生物燃料の推進に起因する間接的土地利用変化(ILUC)の問題は近年かなりの注目を集めている。本稿では,生物燃料のILUCに起因する温室効果ガス(GHG)の排出量を推定するモデリング研究に関する現在の文献をレビューした。また,EUのILUC政策展開をレビューした。過去のモデリング研究のレビューは,大部分の研究が経済的均衡モデリングを採用し原料として特にトウモロコシを用いたエタノール燃料に焦点を当てたことを明らかにした。また,それは特にバイオディーゼル燃料用のモデルからの結果の主な変化を明らかにした。しかし,特にトウモロコシ,コムギとサトウキビからのエタノールに対する経時的な結果の幾つかの収束があった。EU政策展開の著者らのレビューは,燃料固有のILUC因子の導入が生物燃料のILUCに対処する政策立案者によって公式に示唆されることを示した。エタノール燃料の場合,政策決定プロセスでILUC因子として提案された値は,特にトウモロコシとサトウキビから第一世代エタノール燃料に対して最新のモデリング研究の結果と一般的に一致した。提案の値をEU政策に導入した場合,(第一世代)バイオディーゼル燃料はEU GHG削減要件に適合できないだろう。正確な非常に具体的な値に対するEU政策決定からの要求と結果を提供する現在のモデルの能力との間に精度のレベルで矛盾を見出した。ILUC要因に代わる政策アプローチをさらに検討する必要があると結論付けた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *生物燃料 ,  *土地利用 ,  欧州連合 ,  文献展望 ,  モデリング ,  *温室効果ガス ,  トウモロコシ ,  不確実性 ,  コムギ ,  サトウキビ ,  *政策 ,  ディーゼル燃料 ,  地球温暖化 ,  バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： EU【欧州】 ,  バイオエタノール ,  *排出量削減 ,  バイオディーゼル

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (10件)： 生物 ,  燃料 ,  間接 ,  土地利用変化 ,  モデリング ,  研究 ,  Eu ,  政策 ,  展開 ,  レビュー