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J-GLOBAL ID：201402208478653010   整理番号：14A1002354

トラスツズマブ・エムタンシン(カドサイラ),リジン-リンク抗体薬剤コンジュゲート上への薬剤積載分布の統計的モデリング

Statistical Modeling of the Drug Load Distribution on Trastuzumab Emtansine (Kadcyla), a Lysine-Linked Antibody Drug Conjugate

著者 (4件)： KIM Michael T. (Dep.s of Protein Analytical Chemistry and Biostatistics Genentech, Inc, California, USA) ,  CHEN Yan (Dep.s of Protein Analytical Chemistry and Biostatistics Genentech, Inc, California, USA) ,  MARHOUL Joseph (Dep.s of Protein Analytical Chemistry and Biostatistics Genentech, Inc, California, USA) ,  JACOBSON Fred (Dep.s of Protein Analytical Chemistry and Biostatistics Genentech, Inc, California, USA)
資料名： Bioconjugate Chemistry  (Bioconjugate Chemistry)
巻： 25  号： 7  ページ： 1223-1232  発行年： 2014年07月 
JST資料番号： W0169A  ISSN： 1043-1802  CODEN： BCCHES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近承認されたリジン-リンク抗体薬剤コンジュゲートであるトラスツズマブ・エムタンシン(カドサイラ)を対象とし,この薬剤コンジュゲート上への薬剤積載分布について,統計的モデリングを実施した。本薬剤コンジュゲートは,抗チューブリン薬剤であるDM1(エムタンシン)を,SMCC(スクシンイミジル-4-(N-マレイミドメチル)シクロヘキサン-1-カルボキシラート)リンカーを介して,抗体トラスツズマブのリジンアミン類へ結合させることによりT-DM1(トラスツズマブ・エムタンシン)として調製したものであり,リンカーであるSMCCの抗体への結合数により薬剤であるDM1の積載数が規制される。本研究で調製したT-DM1は,抗体1個当たり0~8個の薬剤を積載していることが質量分析により定量化できた。本研究では,多変量プロセスの特性評価研究より発生したデータセット(n>16)を解析し,このデータセットに対してホールドアウト交差検証を実施し,Poissonモデルの精度を評価した。その結果,T-DM1の製造では,本研究の製造プロセスで可能な全ての条件に対してPoisson分布を有するコンジュゲート類が得られることが示された。

シソーラス用語： *モデリング ,  *統計 ,  モノクローナル抗体 ,  分子標的治療薬 ,  *抗体 ,  薬物 ,  多変数系 ,  *多変量解析 ,  交差検証法 ,  Poisson分布 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *トラスツズマブ ,  リンカ ,  多変量 ,  *薬剤

分類 (4件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  抗原・抗体・補体一般  (ED04010A) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  統計的品質管理  (KB04030W)

物質索引 (1件)： リジン

タイトルに関連する用語 (9件)： カドサイラ ,  リジン ,  リンク ,  抗体薬 ,  コンジュゲート ,  薬剤 ,  積載 ,  分布 ,  統計的モデリング