文献

J-GLOBAL ID：201402208505206080   整理番号：14A0603884

5年間統計気象資料の年間平均地表空気中濃度への適用性について-JAEA大洗研究開発センターで観測された20年間の気象データの評価から-

Applicability of Meteorological Statistics over a 5-year period to Evaluation of Annual Average of Radionuclide Concentration in Surface Air-Based on Meteorological Statistics for 20 Years at Oarai Research and Development Center, JAEA-

著者 (5件)： 瀬谷夏美 (日本原子力研究開発機構 大洗研究開発セ) ,  橋本周 (日本原子力研究開発機構 大洗研究開発セ) ,  根本浩司 (NESI) ,  清水武彦 (日本原子力研究開発機構 大洗研究開発セ) ,  高橋浩司 (日本原子力研究開発機構 大洗研究開発セ)
資料名： 保健物理  (Japanese Journal of Health Physics)
巻： 49  号： 1  ページ： 29-38,1  発行年： 2014年03月 
JST資料番号： G0814B  ISSN： 0367-6110  CODEN： HOKBAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力施設に係る気象観測は大気中の放射性物質の拡散状態を推定するために必要な気象データを得ることを目的としている。本報告では,気体廃棄物等の5年平均濃度の代表性を確認するために,JAEA大洗で1991年~2010年に同じ条件で継続的に観測したの気象データから,1年平均濃度と5年平均濃度を解析し比較した。拡散濃度から見た気象現象の年変動は小さく,1年平均濃度の変動係数は観測高さ10mと40mで0.14,80mで0.093であった。5年平均濃度の変動係数は10mで0.071,40mで0.052,80mで0.043であった。

シソーラス用語： *原子力施設 ,  *気象観測 ,  放射性物質 ,  *放射能 ,  気象データ ,  濃度 ,  拡散 ,  変動係数 ,  高さ
準シソーラス用語： 汚染物質拡散 ,  高さ依存性 ,  *大気中放射能 ,  平均濃度

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (6件)：

• 原子力安全委員会;発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針,昭和57年1月28日原子力安全委員会決定,平成13年3月29日一部改訂(1982).
• T. SEKITA, H. TACHIBANA, K. MATSUURA and T. YAMAGUCHI; Statistics of Meteorological Data at Tokai Research Establishment in JAERI, JAERI-Data/Code 2003-017 (2003).
• M. TAKI, M. KIKUCHI, H. KOBAYASHI and T. YAMAGUCHI; Development of Environmental Dose Assessment System (EDAS) Code of PC Version, JAERI-Data/Code 2003-006 (2003).
• H. TACHIBANA, T. SEKITA and T. YAMAGUCHI; Development of Statistical Analysis Code for Meteorological Data (W-view), JAERI Data/ Code 2003-002 (2003).
• 岸根卓郎;"理論・応用統計学第8版",(1975),養賢堂.

タイトルに関連する用語 (13件)： 統計 ,  平均 ,  地表 ,  空気中 ,  適用性 ,  JAEA ,  大洗 ,  研究 ,  開発 ,  センター ,  観測 ,  気象データ ,  評価