抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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異なる熱処理条件の間に1#Fe-5.96Cr-0.35C(重量%)合金及び2#Fe-0.5V-0.53C(重量%)合金における炭化物の粗大化を炭素レプリカ,高分解能透過電子顕微鏡(HRTEM),X線回折(XRD)及びSEM技術により調べた。850°Cでの平衡相は,それぞれ1#および2#合金に対してオーステナイト系マトリックス(γ)+M
7C
3とオーステナイトマトリックス(γ)+V
4C
3で構成された。M
7C
3とV
4C
3炭化物の形態は,主として,異なる核生成サイト及び成長メカニズムに起因する冷却モードによって決定した。直接時効条件下では,ほとんどの炭化物が粒界に核形成し,不連続成長機構によってロッド状またはフレーク状粒子に成長した。これらの粒子は,より合理的な結果を与えるオズワルド熟成モデルを用いて粗大化シミュレーション時に除外されることが判明した。また,850°Cで時効中のM
7C
3とV
4C
3の粗大化のためのM
7C
3/γとV
4C
3/γ間の界面エネルギーが熱力学と運動計算を使用して実験データの当てはめにより評価された。オーステナイト系マトリックスでM
7C
3とV
4C
3の粗大化のために,表面エネルギーは,0.7J/m
2であると判断した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.