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J-GLOBAL ID:201402208770417653   整理番号:14A1483583

異なる熱処理条件中の炭化物の粗大化

Coarsening of carbides during different heat treatment conditions
著者 (6件):
資料名:
巻: 622  ページ: 513-523  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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異なる熱処理条件の間に1#Fe-5.96Cr-0.35C(重量%)合金及び2#Fe-0.5V-0.53C(重量%)合金における炭化物の粗大化を炭素レプリカ,高分解能透過電子顕微鏡(HRTEM),X線回折(XRD)及びSEM技術により調べた。850°Cでの平衡相は,それぞれ1#および2#合金に対してオーステナイト系マトリックス(γ)+M7C3とオーステナイトマトリックス(γ)+V4C3で構成された。M7C3とV4C3炭化物の形態は,主として,異なる核生成サイト及び成長メカニズムに起因する冷却モードによって決定した。直接時効条件下では,ほとんどの炭化物が粒界に核形成し,不連続成長機構によってロッド状またはフレーク状粒子に成長した。これらの粒子は,より合理的な結果を与えるオズワルド熟成モデルを用いて粗大化シミュレーション時に除外されることが判明した。また,850°Cで時効中のM7C3とV4C3の粗大化のためのM7C3/γとV4C3/γ間の界面エネルギーが熱力学と運動計算を使用して実験データの当てはめにより評価された。オーステナイト系マトリックスでM7C3とV4C3の粗大化のために,表面エネルギーは,0.7J/m2であると判断した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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金属系の相平衡・状態図 
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