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J-GLOBAL ID：201402208931092458   整理番号：14A1139544

有機金属化合物でのバイオ直交触媒に向けた進展

Progress towards Bioorthogonal Catalysis with Organometallic Compounds

著者 (4件)： VOLKER Timo (Fachbereich Chemie, Philipps-Universitat Marburg, Hans-Meerwein-Strasse, 35043 Marburg (Germany)) ,  DEMPWOLFF Felix ,  GRAUMANN Peter L. ,  MEGGERS Eric
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 53  号： 39  ページ： 10536-10540  発行年： 2014年09月22日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生きた生物の内部での生物直交変換の触媒はかなりの課題であるが,ケミカルバイオロジーとメディシナルケミストリにおいて将来の応用の大きな可能性を有する。ここでは,生物学的に意義のある条件下と生きた細胞の内部で,生物直交触媒のための高活性有機金属ルテニウム錯体を明らかにする。触媒は,水と空気とmM濃度のチオールの存在下で前例の無い270サイクルの代謝回転数で,アリルカルバメート保護アミンを放出する。HeLa細胞の生細胞イメージングとケージ化蛍光プローブの補助で,細胞の細胞質内での強い蛍光の急速な発生と,それによる触媒の提示された生物直交性のサポートが明らかとなった。加えて,生物直交触媒の多様な応用性を明らかにするため,HeLa細胞に効率的にアポトーシスを誘導するケージ化抗癌剤の触媒性の細胞内活性化のための手法を開発した。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *有機金属化合物 ,  *ルテニウム錯体 ,  HeLa細胞 ,  触媒 ,  *触媒活性 ,  *プロドラッグ ,  画像分析 ,  生理活性因子 ,  プローブ ,  抗腫瘍薬 ,  脱保護基 ,  アポトーシス ,  アミノ糖 ,  キノン ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  ケージド化合物 ,  蛍光プローブ
準シソーラス用語： 生細胞イメージング

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (4件)： ドキソルビシン ,  キノリン-2-カルボン酸 ,  4-メトキシキノリン-2-カルボン酸 ,  4-(ジメチルアミノ)キノリン-2-カルボン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 有機金属化合物 ,  触媒 ,  進展