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J-GLOBAL ID：201402209010454687   整理番号：13A1955110

ジメチルエーテル推進剤を用いた平行平板型パルスプラズマ推進機

著者 (3件)： 増井創一 (九州工大 大学院工学研究府) ,  各務聡 (宮崎大 工) ,  橘武史 (九州工大 大学院工学研究院)
資料名： 日本航空宇宙学会論文集  (Journal of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences)
巻： 61  号： 2  ページ： 47-50  発行年： 2013年04月05日 
JST資料番号： L3565A  ISSN： 1344-6460  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液体推薬としてジメチルエーテルを用いた平行平板電極パルスプラズマスラスタ試作機を使用した実験結果を示した。キャパシタを使用した自発放電式はイグナイタを使わず自発的にパルスアーク放電を行うことができ,再現性ある動作が可能である。電極間距離が広い場合や充電エネルギーが低い場合でのパルスアーク放電は誘起出来ない現象が生じる。インパルスビットは充電エネルギーに対し比例的に増加し,推薬加速で電磁気力が支配的であると考えられる。今回の実験でインパルスビット,比推力の最大値は,それぞれ53μN秒,200秒となった。

シソーラス用語： プラズマエンジン ,  *電極 ,  点火装置 ,  アーク放電 ,  液体推薬 ,  速度 ,  パルス放電 ,  コンデンサ ,  運動量 ,  エーテル ,  脂肪族化合物
準シソーラス用語： *パルスプラズマスラスタ ,  送り速度 ,  点火器 ,  平行平板電極 ,  力積

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

物質索引 (1件)： ジメチルエーテル

引用文献 (7件)：

• BURTON, R. L. Pulsed Plasma Thruster. J. Propul. Power. 1998, 14, 716-735
• SPANJERS, G. G. Investigation of Propellant in Efficiency in a Pulsed Plasma Thruster. Proc. of 32nd AIAA/ASME/SAE/ASEE Joint Propulsion Conference. 1996
• SPANJERS, G. G. Propellant Losses Because of Particulate Emission in a Pulsed Plasma Thruster. J. Propul. Power. 1998, 14, 554-559
• KAKAMO, a. Design and Performance of Liquid Proellant Pulsed Plasma Thruster. Vacuum. 2004, 73, 419-425
• MASUI, S. A Pulsed Plasma Thruster Using Dimethyl Ether as Propelant. Trans. JSASS, Aerospace Tech. Japan. 10, Pb65-Pb69

タイトルに関連する用語 (5件)： ジメチルエーテル ,  推進剤 ,  平行平板 ,  パルス ,  プラズマ推進機