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J-GLOBAL ID:201402209164345686   整理番号:14A1493809

モルホリノ官能基を含む新規熱,pHおよび塩-応答性(共)重合体のROMP合成

ROMP synthesis of novel thermo-, pH-, and salt-responsive (co)polymers containing the morpholino functional group
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 50-58  発行年: 2015年01月01日 
JST資料番号: C0337C  ISSN: 0887-624X  CODEN: JPLCAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,多重応答性モルホリノ官能基[(3aR,7aS)-2-(2-モルホリノエチル)-3a,4,7,7a-テトラヒドロ-1H-4,7-エポキシイソインドール-1,3(2H)-ジオン(M1)]を含む新規(共)重合体の開環メタセシス重合(ROMP)合成を報告した。全(共)重合体をCH2Cl2またはCH2Cl2/2,2,2-トリフルオロエタノール溶媒混合物中,Grubbs第一世代開始剤,RuCl2(PCy3)2CHPhを用いて調製した。M1単独重合体はpH5.0以下およびpH6.0以上で完全に溶解するpH依存性水溶解度を示した。これらの中間の値で,重合体はpH5.0で86°CおよびpH6.0で79°Cの測定した曇り点(TCP)を有する分子量(MW)と無関係の逆温度依存性溶解度を示した。最低MW単独重合体(9950g/molの絶対MW)の場合に,単独重合体溶液濃度に対するTCPの明確な依存性が存在し,78~88°Cの範囲にわたって変化した。TCPはさらに新規ABランダム共重合体の調製により調整できた。より親水性種として恒久的にカチオン性共単量体の導入により,結果として低導入(10モル%まで)でTCPは増し,20モル%で任意の温度依存性溶解度は完全に消失した。補完的な方法において,より疎水性の共単量体とM1のランダム共重合体の調製によってもまた,TCPを低減できた。最後に,著者らは,M1単独重合体もまたNa2SO4に応答し,水溶性を制御するための第三のトリガを与える2.0Mの[Na2SO4]で水溶液塩から容易に塩析することができた。これらの共重合体は新規多重応答性材料の例を示し,新規かつ興味深い材料の調製のための合成手段としてROMPの有効性を実証した。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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