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J-GLOBAL ID:201402209200798390   整理番号:14A0452867

Daphne genkwa Siebold et Zucc.から分離したアピゲニンは有糸分裂クローン拡大の調節を介し3T3-L1前脂肪細胞分化を阻害する

Apigenin isolated from Daphne genkwa Siebold et Zucc. inhibits 3T3-L1 preadipocyte differentiation through a modulation of mitotic clonal expansion
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巻: 101  号: 1-2  ページ: 64-72  発行年: 2014年04月17日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:肥満は,エネルギー摂取が総エネルギー消費を慢性的に上回った場合,生じる。Daphne genkwa Siebold et Zucc.(GFF)の粗抽出物のフラボノイドを多く含む分画が,3T3-L1細胞の脂質合成を阻害するかを検討した。主な方法:3T3-L1前脂肪細胞の細胞生存性は,MTT分析により評価し,脂質蓄積は,オイルレッドOにより測定した。脂質合成と関係した因子は,ウエスタンブロット分析によりチェックした。フローサイトメトリーを用い,有糸分裂クローン拡大相の有糸分裂細胞サイクルを分析した。重要な所見:GFFから分離した5種類のフラボノイドのなかで,アピゲニンのみが3T3-L1細胞の分化を強く阻害した。アピゲニンは,CCAAT/エンハンサー結合蛋白質(C/EBP)αおよびペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ量を低下した。アピゲニン処理した3T3-L1細胞は,脂肪細胞分化の初期相でクローン拡大できなかった。アピゲニンは,G0/G1相で細胞周期進行を停止した。この影響は,p27Kip1の伴う持続した発現によりサイクリンD1およびサイクリン依存キナーゼ4発現の著しい低下と関係した。加えて,アピゲニンは,C/EBPβ(肝臓に多い活性化蛋白質)の35kDaアイソ型のダウンレギュレーションおよびC/EBP阻害剤の2種類の異なるセット:C/EBP相同蛋白質およびC/EBPβのリン酸-肝臓に多い阻害蛋白質アイソ型の発現のアップレギュレーションにより,分化中の3T3-L1細胞でC/EBPβのDNA結合活性を阻害した。意義:これら所見は,アピゲニンが3T3-L1前脂肪細胞分化を,有糸分裂クローン拡大と脂質合成と関係した因子との阻害および複数のC/EBPβの阻害剤の発現のアップレギュレーションにより阻害することを示す。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般  ,  代謝一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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