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J-GLOBAL ID:201402209519770693   整理番号:14A0910625

有機鉛ハライドペロブスカイトCH3NH3PbI3-xClxの蒸着膜における電荷-担体の動力学

Charge-carrier dynamics in vapour-deposited films of the organolead halide perovskite CH3NH3PbI3-xClx
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 2269-2275  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: W2306A  ISSN: 1754-5692  CODEN: EESNBY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蒸着は確立された技術であり,コスト,拡張性,環境影響,薄膜品質の面で特に優れている。単純な蒸着プロセスで製作された有機鉛ハライドペロブスカイトは15.4%の電力変換効率を示している。有機鉛ハライドペロブスカイトCH3NH3PbI3-xClxのバンドギャップエネルギーは1.6 eVであり,最適値に近い。本報告では,CH3NH3PbI3-xClxの蒸着膜における光起電性動作の2つの主要な特性である再結合寿命とキャリア移動度について報告した。実験では時間分解,非接触伝導度測定に超高速の光ポンプTHzプローブを使用し,テラヘルツ領域の複素光誘起吸収スペクトル,過渡特性を測定した。さらに測定値から電荷担体濃度に対する拡散距離の関係を実測値とLangevin方程式から求め,以下の結論を得た。二源蒸着で作製した高品質の薄膜は少なくとも33 cm2/V/sの優れた電荷担体の移動度と低い二分子再結合率を持っていた。この再結合率はLangevinモデルから予測される値と5桁以上異なっていた。結果的に拡散距離は単分子減衰プロセスで制限されているだけであった。本研究結果は優れた光起電性特性を示すだけでなく,長期的安定性あるいは鉛フリー材料の研究のために有用な情報を提供した。
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分類 (4件):
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太陽電池  ,  半導体と絶縁体の電気伝導一般  ,  有機化合物の薄膜  ,  環境問題 
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