無線システムにおける理論解析の意義とその魅力

前原文明

文献

J-GLOBAL ID：201402209704235524 整理番号：13A1955876

無線システムにおける理論解析の意義とその魅力

Significance of Theoretical Analysis in Wireless Systems and its Fascination

出版者サイト複写サービスで全文入手
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=13A1955876&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=U0221A") }}

著者 (1件)：
資料名：
巻： 7 号： 1 ページ： 60-71 (J-STAGE) 発行年： 2013年
JST資料番号： U0221A ISSN： 1882-0875 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

無線システムの伝送特性は,有線システムと異なり,変復調方式や信号対雑音比だけでなく,対象とする無線システムが想定する無線伝搬環境によって大きく変化する.したがって,実際に無線システムの設計を行う場合には,想定する無線伝搬条件を考慮した伝送特性の把握が必須となる.伝送特性の把握には,通常,理論解析や計算機シミュレーションが用いられるが,中でも,理論解析は,変復調方式や無線伝搬条件といった普遍的なシステムパラメータにより伝送特性を定式化できることから,簡易にその全体像を俯瞰できるといった大きな魅力を持っている.本稿では,基本的な無線伝搬環境を採り上げ,無線システムの伝送特性がいかにして定式化されるかについて解説するとともに,その応用として,最近の無線システムに広く適用されるMIMO 方式やOFDM 方式を採り上げ,その伝送特性について理論解析を行った幾つかの事例を紹介する.(著者抄録)

, , , , , , , , , , , , , , , , ,
,

無線通信一般

引用文献 (29件)：

(1) 移動通信の基礎, 奥村善久, 進士昌明(監修), 電子情報通信学会, 東京, 1986.
(2) 中村武宏,“3GPP LTE Release 11 の概要とRelease 12 以降の技術動向, ” 2013 信学総大, no.BP-2-1, pp. SS-27, March 2013.
(3) 守倉正博, 松江英明,“ IEEE 802.11 準拠無線LAN の動向, ”信学論(B), vol.J84-B, no.11, pp.1918-1927,Nov. 2001.
(4) 浅井裕介, “ IEEE802.11TGacDraft の概要, ” 2012 信学ソ大(通信), no. BP-2-1, pp. SS-15, Sept. 2012.
(5) K. Tokuda,“ A proposal for next generation ITS wireless communications system in EV generation, ” IEICE Trans. Fundamentals, vol.E95-A, no.1, pp.271-277, Jan. 2012.

, ,

前のページに戻る