文献

J-GLOBAL ID：201402209820399852   整理番号：14A0379938

北方型マンションの現状と今後の展望 集合住宅の建築的対応と住まい方対応による暖房負荷低減効果

著者 (1件)： 菊田弘輝 (北大 大学院工学研究院)
資料名： マンション学  (日本マンション学会誌)
号： 44  ページ： 54-59  発行年： 2012年12月25日 
JST資料番号： L5991A  ISSN： 0919-6587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,集合住宅の断熱性能と暖房エネルギー消費量の観点から,既存・新築双方における住宅の環境性能評価について報告する。1)既存集合住宅3件のデータからは,断熱仕様や断熱性能の違いに加え,居住者の使い方によりエネルギー消費が大きく左右されることがわかった。2)札幌市内113件の新築集合住宅のデータを検討した結果,温熱環境の採点項目である外皮性能の結果,住居部分(平均レベル5)が共用部分(平均レベル3)に比べて高いレベルであったが,断熱性能は未だ不十分であることがわかった。その上,環境性能効率の結果では,大半が平均的なランク(+B)に属していることも明らかになった。3)また,建築的対応及び住まい方対応による無暖房化への可能性は高いことが確認された。

シソーラス用語： 寒冷地 ,  *集合住宅 ,  技術展望 ,  *暖房負荷 ,  実態調査 ,  エネルギー消費 ,  室温 ,  *外壁 ,  *断熱構造 ,  平面計画 ,  家族構成 ,  日変化 ,  開口部 ,  換気装置 ,  *ライフスタイル ,  改修 ,  北海道 ,  札幌市 ,  省エネルギー技術 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (8件)： マンション ,  現状 ,  展望 ,  集合住宅 ,  建築 ,  住まい方 ,  暖房負荷 ,  低減効果