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J-GLOBAL ID：201402209901935147   整理番号：14A1281690

ヒト免疫不全ウイルスp24の検出のためのシリカマトリックスにおける酵素の効率的カプセル化に基づく感受性増強電気化学免疫センサ

An enhanced sensitive electrochemical immunosensor based on efficient encapsulation of enzyme in silica matrix for the detection of human immunodeficiency virus p24

著者 (4件)： FANG Yi-shan (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510641, CHN) ,  HUANG Xin-jian (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510641, CHN) ,  WANG Li-shi (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510641, CHN) ,  WANG Ju-fang (School of Bioscience and Bioengineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510641, CHN)
資料名： Biosensors & Bioelectronics  (Biosensors & Bioelectronics)
巻： 64  ページ： 324-332  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： D0173C  ISSN： 0956-5663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノキャリアとしてのグラフェンオキシド(GO)及び多酵素増強戦略におけるマトリックスとしてカーボンナノチューブ-シリカにカプセル封じした酵素に基づく,ヒト免疫不全ウイルスp24(HIV-p24)の感受性増強検出のための新規の電気化学免疫センサの報告である。官能化GOとチオニン(TH)と連結した西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)-HIV-p24シグナル抗体(HRP-HIV-p24)と同時に生物活性の保持されたままのシリカマトリックス内のHRPの効率的カプセル化を使って,大きな感度増強が達成できた。サンドイッチ免疫反応後,カーボンナノチューブ-シリカマトリックス中のHRP及び電極表面に捕捉されたHRP-HIV-p24-TH/GOは,過酸化水素の存在下で酵素的に酸化されたチオニンにより,電極触媒応答の増強が生まれた。応答電流の増加は,0.5pg/mL-8.5ng/mLの範囲でHIV-p24濃度に比例し,検出限界は0.15pg/mLであり,HIV-p24に対する従来のサンドイッチ電気化学測定より低かった。開発した増強免疫センサは許容できる安定性と再現性を示し,ヒト血清中にスパイクしたHIV-p24に対し良好な精度を示した。この簡単で低価格の免疫センサは他の蛋白質の検出や臨床応用に大きな将来性を示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： HIV【ウイルス】 ,  カプセル封じ ,  *免疫センサ ,  酸化物 ,  炭素材 ,  セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  過酸化水素 ,  電極触媒 ,  検出限界 ,  多層カーボンナノチューブ ,  *ウイルスタンパク質 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  *HIVコア蛋白質p24 ,  グラフェンオキシド ,  *電気化学免疫センサ

分類 (3件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： チオニン

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト免疫不全ウイルス ,  p24 ,  酵素 ,  カプセル化 ,  感受性 ,  増強 ,  電気化学免疫センサ