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J-GLOBAL ID：201402210000395214   整理番号：14A0503999

QAM-OFDMシステムのブラインドチャンネル推定

Blind Channel Estimation for QAM-OFDM Systems

著者 (6件)： 田中宏典 (近畿大学大学院産業技術研究科) ,  十川勇人 (近畿大学大学院産業技術研究科) ,  岩崎宣生 (九州工業大学大学院情報工学研究科) ,  松崎隆哲 (近畿大学大学院産業技術研究科) ,  白土浩 (近畿大学大学院産業技術研究科) ,  五反田博 (近畿大学大学院産業技術研究科)
資料名： Journal of Signal Processing (Web)  (Journal of Signal Processing (Web))
巻： 18  号： 2  ページ： 77-88 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0425A  ISSN： 1880-1013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では以下の仮定の下で,送信局と受信局が見通し内にあるQAM-OFDMチャネルを推定するためのブラインド法を提案した。その仮定は(i)位相回転の絶対値は全てのサブチャネルにおいてπ/2以下であり,そして(ii)それらのサブチャネルのうち少なくとも一つは,位相回転の絶対値がπ/4以下である。サブキャリア数が50の16QAMについて2048個のOFDMブロックを用いた場合のシミュレーションをいくつか行った結果,ベースバンド領域でのSNR(信号対雑音比)が20dB以上の場合には,提案された方法によってQAM-OFDMチャネルが高精度で推定できることが確認できた。そしてチャネル推定の結果復元されたシンボルに対するビット誤り率は,SNRが20dB以上の場合において10^-3あるいはそれ以下であった。

シソーラス用語： *QAM【信号】 ,  *OFDM ,  *チャネル推定 ,  見通し内伝搬 ,  回転 ,  通信チャネル ,  副搬送波 ,  ベースバンド ,  SN比 ,  信号再生 ,  誤り率
準シソーラス用語： SNR【信号】 ,  サブキャリア ,  サブチャネル ,  ビット誤り率 ,  *ブラインドチャネル推定 ,  位相回転 ,  信号復元

分類 (3件)： マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W) ,  移動通信  (ND08030H) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (14件)：

• [1] 松江英明,守倉正博,佐藤昭雄,渡辺和二:高速ワイヤレスアクセス技術,電子情報通信学会編,コロナ社,2004.
• [2] L. Tong and S. Perreau: Multichannel blind identification: from subspace to maximum likelihood methods, Proc. IEEE, Vol. 86, No. 10, pp. 1951 - 1968, 1998.
• [3] J.K. Tugnait, L. Tong and Z. Ding: Single-user channel estimation and equalization, IEEE Signal Processing Mag., Vol. 17, No. 3, pp. 16 - 28, 2000.
• [4] Y. Sato: A Method of self-recovering equalization for multilevel amplitude modulation, IEEE Trans. Commun., Vol. 23, No. 6, pp. 679 - 682, 1975.
• [5] J.K. Tugnait: Blind estimation and equalization of digital communication FIR channels using cumulant matching, IEEE Trans. Commun., Vol. 43, Nos. 2/3/4, pp. 1240 - 1245, 1995.

タイトルに関連する用語 (3件)： ブラインド ,  チャンネル ,  推定