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J-GLOBAL ID:201402210593080567   整理番号:12A0985699

治療したB型肝炎患者におけるCD8+CD38+リンパ球およびウイルス血症の同時減少

Parallel decline of CD8+CD38+lymphocytes and viremia in treated hepatitis B patients
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号: 17  ページ: 2191-2198  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染における末梢性Tリンパ球サブセットおよびアデホビルビボキシル単剤療法に応答したそれらの動態を評価する。方法:末梢性ナチュラルキラー細胞,B細胞,CD8+,CD4+,CD8+CD38+,CD8+CD28+およびCD4+CD28+T細胞の比率および絶対数を,慢性B型肝炎患者(n=35),HBV保菌者(n=25)および健常対照(n=35)における3色フローサイトメトリ-を用いて決定した。アデホビルビボキシルは,定期的に72wk追跡調査が行われる17症例の慢性B型肝炎患者で開始し,その期間中,T細胞サブセットと血清ウイルス量を各追跡調査時に測定した。結果:末梢性CD4+T細胞数およびCD8+T細胞数は慢性HBV感染で減少した。慢性B型肝炎患者では,CD8+CD38+T細胞の割合は62.0%±14.7%で,HBV保菌者と健常対照のそれに比べ非常に高かった。治療を受けて,アデホビルビボキシルに応答した13症例のB型肝炎患者では,CD8+CD38+T細胞の割合は,ウイルス量減少(HBV DNAは7.31から3ログコピー/mLまで降下)と同時に,72週までに治療前の53.9%±18.4%から20.1%±11.3%に減少した。CD8+T細胞数もまた72-wk治療の終わりまでに平均増加218細胞/μLを経験した。本治療に失敗した患者では,CD8+CD38+T細胞ポピュレーションはより変動した。結論:慢性HBV感染で異常に活性化したCD8+T細胞は,抗ウイルス療法により部分的に逆戻りできる。HBV関連免疫活性化は発病の決定的な部分であり,治療の有望な標的の可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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消化器疾患の薬物療法  ,  免疫反応一般  ,  感染症・寄生虫症の治療 
タイトルに関連する用語 (5件):
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