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J-GLOBAL ID:201402210647788960   整理番号:14A0716254

H12抗原を発現する大腸菌がH7抗原を発現する大腸菌株と比較して非生物表面に付着する高い能力を示す

Escherichia coli strains expressing H12 antigens demonstrate an increased ability to attach to abiotic surfaces as compared with E. coli strains expressing H7 antigens
著者 (6件):
資料名:
巻: 119  ページ: 90-98  発行年: 2014年07月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ガラス,テフロンおよびステンレス鋼(SS)表面への付着と疎水性における大腸菌H抗原の役割を大腸菌O157:H7,O1:H7および O157:H12でのfliCノックアウト突然変異体の構築により調べた。大腸菌O157:H12におけるFliC<sub>H12</sub>の損失は,ガラス,テフロンおよびステンレス鋼表面(p<0.05)への付着を減少させた。クローン化野生型(wt)fliC<sub>H12</sub>による大腸菌O157:H12ΔfliC<sub>H12</sub>の相補はwtレベルに付着を回復した。大腸菌O157:H7とO1:H7におけるFliC<sub>H7</sub>の損失は必ずしも付着(p>0.05)を変えなかったが,クローン化fliC<sub>H7</sub>による相補は,クローン化fliC<sub>H7</sub>に反して,wt相手(p<0.05)と比較して両方の株に対して付着をかなり増加させた。炭化水素への細菌付着と接触角測定を使用して決定した疎水性はfliC発現と異なったが,本研究に含まれる材料への付着に相関しなかった。精製FliCを使用して窒化ケイ素原子間力顕微鏡プローブを官能化し,それを使用してFliCと基板間の接着力を測定した。FliC<sub>H12</sub>とFliC<sub>H7</sub>プローブ間で接着力に有意差が観察されなかったが,力曲線の違いはFliC<sub>H7</sub>と比較してFliC<sub>H12</sub>に対する付着の異なる機構を示唆した。鞭毛H12抗原を発現する大腸菌株はH7抗原を発現する大腸菌株と比較して特定の非生物表面に付着する高い能力を有することをこれらの結果は示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物に対する影響  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 

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