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J-GLOBAL ID:201402210803065264   整理番号:14A1078386

鍛造・プレス加工の量産新技術 事例1 軽量クランクシャフト鍛造量産化の取組み-Honda流 小さく産んで大きく育てる-

著者 (12件):
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巻: 29  号: 10  ページ: 027-031  発行年: 2014年10月01日 
JST資料番号: X0147A  ISSN: 0912-5582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本田技研工業は,軽量クランクシャフトの画期的鍛造製法を開発し量産を開始した。本稿では,少量生産から大量生産に向けたシステム構築の概要「小さく産んで大きく育てる」を紹介した。商品開発は本田技術研究所,鍛造製法開発を本田エンジニアリングが担った。少量生産では,矯正工程で使用する油圧プレス機に,肉抜き成形用金型とダイセットを搭載して鍛造を行い,ワークは火箸による手搬送とした。大量生産のプレス機には油圧プレスを選定し,スライド速度を高められるよう増圧機構を付加した。ダイセットには成形中に型締め荷重を加えるスプリング構造を採用しているので,スライド下降から上昇に転じる際に油流量をコントロールし,シリンダーを保護する制御を設けた。少量生産時ではカムを上型側と下型側に設置したが,カム駆動部を下型側に集中し,開口部をなくした。従来のワーク搬送経路を途中から迂回させ肉抜き成形後元の経路に戻すため,数種の搬送システムを組み合わせた。肉抜き成形金型へのワークの投入と取り出しには多関節ロボットを選定した。離型剤塗布は金型にアトマイザを固定する方式とした。鍛造後の制御冷却工程はコンベア途中から投入せざるを得なかったので,コンベア速度,吸排気ファンの条件を見直し,調整した。肉抜き成形が加わったため穴深さ測定と穴外観目視確認を追加した。大量生産への移管の際の被加工材変形特性への影響をCAE計算で予測し,金型形状のリファインを実施した。鍛造素材形状あるいは成形金型の経時変化把握のため光学式デジタイザと画像処理を活用し,金型寿命を正確に判定できるようになった。
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分類 (1件):
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鍛造設備 

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