文献

J-GLOBAL ID：201402210843362610   整理番号：14A0716539

摩擦撹拌溶接の数値解析のレビュー

A review of numerical analysis of friction stir welding

著者 (3件)： HE Xiaocong (Innovative Manufacturing Res. Centre, Kunming Univ. of Sci. and Technol., Kunming 650500, CHN) ,  GU Fengshou (Centre for Efficiency and Performance Engineering, Univ. of Huddersfield, Queensgate, Huddersfield HD1 3DH, GBR) ,  BALL Andrew (Centre for Efficiency and Performance Engineering, Univ. of Huddersfield, Queensgate, Huddersfield HD1 3DH, GBR)
資料名： Progress in Materials Science  (Progress in Materials Science)
巻： 65  ページ： 1-66  発行年： 2014年08月 
JST資料番号： E0638A  ISSN： 0079-6425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 摩擦撹拌溶接は,従来の溶接法では溶接が難しいと言われる異種金属合金間でも接合でき,異なる産業分野で広く採用されるようになってきた比較的新しい固相接合技術である。摩擦撹拌溶接は,いくつかの高度に連結した物理現象から成る非常に複雑なプロセスである。溶接部の数種類の複雑な幾何形状およびそれらの三次元的性質は,理論的摩擦撹拌溶接挙動の解析への支配方程式の総合体系化を図ることを困難にさせている。実験はしばしば時間の消費とコストがかかる。こうした問題を解決するため,数値解析が2000年代以来頻繁に使用されてきた。本論文では,摩擦撹拌溶接プロセス,摩擦撹拌溶接継手の微細組織及び摩擦撹拌溶接構造の特性の数値解析の最近の開発動向をレビューした。材料のフローモデリング,メッシュ化手法および破壊基準といったいくつかの重要な数値要素について考察した。摩擦撹拌溶接の数値解析は,多数の異なる溶接条件についてシミュレートできるので,実用上時間の消費ないし法外に高価となり得る物理試験前に,異なるシステム・パラメータの変化の影響を理解することが可能となる。摩擦撹拌溶接の数値解析の中で使用される主な方法を摘要ケース研究と考察し,イラスト化する。加えて,摩擦撹拌溶接の数値解析について,種々の重要な問題及び要素を指摘し,今後の研究の指針を見極めた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *技術展望 ,  *摩擦溶接 ,  *溶接部 ,  *溶接継手 ,  *数値解析 ,  *金属組織 ,  *溶接構造 ,  *機械的性質 ,  溶接条件 ,  *計算機シミュレーション ,  *解析モデル ,  *摩擦撹拌溶接
準シソーラス用語： *有限要素モデル

分類 (1件)： 溶接部  (WC07100I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 摩擦撹拌溶接 ,  数値解析 ,  レビュー