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J-GLOBAL ID：201402210895096233   整理番号：14A0538972

ごみ処理施設排ガス処理の高性能化とコストダウン 高効率無触媒脱硝装置 NeoSNCR

著者 (1件)： 古林通孝 (日立造船)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 13  号： 3  ページ： 12-14  発行年： 2014年05月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ごみ焼却排ガス中の窒素酸化物の除去能を高めた無触媒脱硝技術の脱硝性能,発電効率及び経済性を紹介した。本技術は,最適量のアンモニアを最適な温度域へ供給し,かつ十分な分散混合を図るとの考えに基づいている。排ガス再循環システムのない実機で性能を調べたところ,入口濃度約100ppmに対して約70%の除去性能を達成した。別の実機でも,発生濃度120ppmに対して煙突の濃度を通常時で80ppm(規制値以下)にできた。装置入口濃度100ppmで規制値40ppmの施設で経済性を評価した。本技術は触媒脱硝に比べて設備コストを1.07億円削減でき,発電量の増加により売電収入が0.24億円/年増加するとともに,二酸化炭素の排出を840t/年削減できた。20年間のライフサイクルコストでは9.27億円の削減が可能であることが分かった。

シソーラス用語： *装置 ,  効率 ,  化学反応 ,  *排ガス処理 ,  原価低減 ,  除去 ,  *ライフサイクルコスト ,  性能評価 ,  *脱硝装置 ,  無触媒反応 ,  NOx除去 ,  *廃棄物処理 ,  減少 ,  変化
準シソーラス用語： NeoSNCR ,  高効率 ,  窒素酸化物の除去

分類 (1件)： 排ガス処理法  (SC04020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ごみ処理施設 ,  排ガス処理 ,  高性能化 ,  コストダウン ,  高効率 ,  無触媒脱硝