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J-GLOBAL ID:201402210921082831   整理番号:14A1347803

後-衝突時花崗岩質岩から推定した中国天山帯における前期ペルム紀のスラブ離脱

Early Permian slab breakoff in the Chinese Tianshan belt inferred from the post-collisional granitoids
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 228-243  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,東部天山(中国天山の東部)においてペルム紀前期に形成された花崗岩質貫入岩のU-Pb-Hf同位体及び元素データを提示し,マグマ供給源と地球力学的進化の解明を目指す。これらの花崗岩質岩は約300-270Maに形成され,一般にアルカリ-カルシウム質からアルカリ質の組成で,メタアルミナ質及び高Kカルクアルカリからショショナイト質の特徴を有する。一般に,HREEに比べてLREEに富む急勾配のREEパターンを示し,(La/Yb)CN(4.4-43)で,明瞭な負のEu異常とNb・Ta・Tiの枯渇はこれらの花崗岩質岩類の注目すべき特徴で,マントル由来のマグマの流入を暗示する典型的Iタイプ花崗岩質岩の仲間である。広域地質とこれらの花崗岩質岩の造構環境から,花崗岩質岩は後-衝突時環境での形成であることが示唆される。-10から+14(約-4,+5,+8.5,+12に4つのピークがある)のεHf(t)値とTCDMモデル年代(約1500,970,720,500Maに4つの集中域)から,ペルム紀初期の初生物質の流入に加えて,コロンビア大陸及びロデニア大陸に伴う新原生代地殻と関連している中原生代初期の古代地殻の再活動は多様な根源マグマに由来することが暗示される。後-衝突過程時に,スラブの離脱は花崗岩質岩の形成の鍵となる役割を演じ,Hf同位体組成が示すように,古代地殻とマントル由来の源岩の再活動を併発した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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同位体地質学  ,  深成岩 

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