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J-GLOBAL ID:201402211186672464   整理番号:14A1043639

アサガオにおいて花弁の老化を制御するNAC転写因子EPHEMERAL1の同定

Identification of a NAC transcription factor, EPHEMERAL1, that controls petal senescence in Japanese morning glory
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 1044-1051  発行年: 2014年09月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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顕花植物では,花の寿命は種特異的で,繁殖戦略に密接にリンクしている。花弁老化は,プログラム細胞死(PCD)型で,高度に制御された成長過程である。しかし,花弁老化における細胞死の制御経路は,年数-依存的な様式で発生的に制御されているが,詳細はよくわかっていない。ここに著者らは,NAC転写因子であるEPHEMERAL1(EPH1)が,アサガオ(Ipomoea nil)の一過性の花の花弁老化において,PCDをポジティブに制御することを示した。EPH1発現はエチレンシグナルに非依存的に誘導され,二日目まで咲いているアサガオにおいてEPH1のサプレッションを引き起こした。EPH1発現のサプレッションは,PCDの進行を遅らせた。これは恐らく,植物カスパーゼや花弁の自己消化のための遺伝子といったPCD-関連遺伝子の発現のサプレッションを介したものと思われる。著者らのデータは,さらにEPH1はエチレン-促進花弁老化の制御に関与することを示唆していた。本研究で著者らは,花弁老化におけるPCDのキー制御因子を同定した。これは花弁老化の制御ネットワークの更なる解明を促進するだろう。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  植物生理学一般 
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