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J-GLOBAL ID:201402211215512960   整理番号:14A0304177

マウスにおける抗不安剤様活性を有する新しいβ-ラクトグロブリン誘導ペプチド,wheylin-1および-2の同定

Identification of novel β-lactoglobulin-derived peptides, wheylin-1 and -2, having anxiolytic-like activity in mice
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資料名:
巻: 58  号:ページ: 353-358  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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食品由来ペプチドは時に神経系と相互作用する。本研究では牛乳ホエイの主要蛋白質であるβ-ラクトグロブリンのサーモリシン消化物を雄性ddYマウスに腹腔内投与し迷路試験で抗不安様活性を見出した。この消化物を逆相HPLCで分画し抗不安様活性を持つ数個の低分子ペプチドを同定,その中でMet-His(wheylin-1)およびMet-Lys-Gly(wheylin-2)はβ-ラクトグロブリン構成アミノ酸部分配列に相当し,投与量0.3~1と3mg/kgで抗不安様活性を発揮した。より高抗不安活性のwheylin-1を1mg/kg経口投与するとオープンアーム滞在時間30%以上で抗不安様活性を示し,オープンフィールド試験でも活性があった。この抗不安様活性はγ-アミノ酪酸A型(GABAA)受容体拮抗剤の抑制実験でGABAA系を介する事が判明した。新しいβ-ラクトグロブリン由来ペプチドwheylinは抗不安様活性を示す。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品蛋白質  ,  精神科の基礎医学 

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