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J-GLOBAL ID:201402211301334489   整理番号:14A1482098

ルイジアナ海岸塩性湿地土壌中の窒素循環に対する油漏洩修復用に用いた分散剤の影響

Effects of dispersant used for oil spill remediation on nitrogen cycling in Louisiana coastal salt marsh soil
著者 (3件):
資料名:
巻: 119  ページ: 562-567  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2010年4月20日に,BP Deepwater Horizon(DWH)海上石油プラットフォームは,米国の歴史上最大の海洋石油漏洩を引起す爆発を経験した。約7.9百万リットルの分散剤Corexit EC9500Aが,5月15日から7月12日の間の漏洩中に使用された。湿地土壌試料を,実験室評価用に,軽度から重度の油汚染を被った海岸地域に近い無影響湿地個所から収集し,湿地土壌微生物バイオマスに対するCorexitの影響と共にN無機化と脱窒素速度を明らかにした。微生物バイオマス窒素(N)値は,1:10,1:100と1:1000のCorexit:湿地土壌処理で,検出限界以下であった。潜在的無機化可能なN(PMN)速度は,微生物バイオマスと相関し,1:10と1:100のCorexit:湿地土壌添加で著しく低い速度であった。分散剤曝露直後のCorexit:湿地土壌比での潜在的脱窒素速度は,1:10処理では検出限界以下であり,一方1:100は対照の7.6±2.7%及び1:1000では対照の33±4.3%であった。1:10000処理は,対照と有意な差異はなかった。界面活性剤への曝露2週間後に測定した脱窒素速度は,1:10処理が依然として検出限界以下で,1:100比は対照の12±2.6%であることが分かった。実験室研究の結果は,化学的分散剤が,湿地土壌微生物バイオマスとその結果の微生物活性に悪影響する可能性を有することを示唆した。曝露の結果は,水質改善(脱窒素)と生態系一次生産性(N無機化)を含むいくつかの重要な微生物調節生態系サービスの低下を生じた。今後の研究は,微生物コンソーシアに対する分散剤曝露の長期影響を調べ,微生物活性が時間と共に回復するかを明らかにする必要がある。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  その他の汚染原因物質  ,  微生物に対する影響 

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