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J-GLOBAL ID：201402211374112077   整理番号：14A0333467

NaClとNaHCO₃存在下でのCO₂貯蔵のためのかんらん石炭酸化中の化学変化とモルフォロジー変化

Chemical and morphological changes during olivine carbonation for CO₂ Storage in the presence of NaCl and NaHCO₃

著者 (5件)： GADIKOTA Greeshma (Columbia Univ. in the City of New York, NY, USA) ,  MATTER Juerg (Columbia Univ., NY, USA) ,  MATTER Juerg (Univ. Southampton, Southampton, GBR) ,  KELEMEN Peter (Columbia Univ., NY, USA) ,  PARK Ah-Hyung Alissa (Columbia Univ. in the City of New York, NY, USA)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 16  号： 10  ページ： 4679-4693  発行年： 2014年03月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱力学的に安定な炭酸塩鉱物として貯蔵して大気中のCO₂を減らす方法として,かんらん石((Mg,Fe)₂SiO₄)をCO₂と反応させて炭酸マグネシウムを生成する方法を研究した。高温でかんらん石含有量の多い構造中に高分圧でCO₂を含む溶液を注入するか,温度と圧力を制御した外部の反応器で鉱物の炭酸化を行うと,かんらん石の炭酸化は増強される。炭酸化を促進するNaClとNaHCO₃の効果を,温度,CO₂部分圧,及び反応時間の,炭酸化範囲とそれに伴う化学変化とモルフォロジー変化への影響で研究した。高温,CO₂高分圧で,0.64M NaHCO₃存在下で3時間で70%以上のかんらん石炭酸化が行われたが,NaClではあまり影響は観測できなかった。かんらん石は溶解すると細孔容積,表面積,粒子サイズが変化し,反応性に影響するため,注意が必要である。

シソーラス用語： *塩化ナトリウム ,  *炭酸水素ナトリウム ,  *二酸化炭素 ,  *蓄積 ,  *かんらん石 ,  *炭酸化 ,  炭酸マグネシウム ,  温度依存性 ,  圧力効果 ,  体積 ,  表面積 ,  粒度 ,  二酸化炭素貯留
準シソーラス用語： *二酸化炭素貯蔵 ,  圧力依存性 ,  細孔容積 ,  粒子サイズ

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U)

タイトルに関連する用語 (7件)： NaCl ,  NaHCO3 ,  CO2貯蔵 ,  かんらん石 ,  炭酸化 ,  化学変化 ,  モルフォロジー