抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
地球温暖化と炭素サイクル不均衡に関する関心が高まっており,効率的なCO
2転換プロセスの迅速な開発が急がれている。共沈Cu/ZnO/Al
2O
3触媒上,高圧条件下(最高360bar)でのCO
2の連続接触水素化によるメタノール合成の著しく生産性の高いプロセスについて報告した。最適化された反応条件範囲において著しいワンパスCO
2転換(95%以上)及びメタノール選択率(98%以上)が達成された。市販のメタノール合成触媒上での182,000h
-1という非常に高いGHSVにおいてこのプロセスは7.7g
MeOHg
-1cath
-1という収率値を実現した。この値はCO
2転換率(65.8%)とメタノール選択率(77.3%)の低さを犠牲にして得た,これまで報告された中で群を抜いて高い収率値である。Cu/ZnO/Al
2O
3及びH-ZSM-5触媒からなる混床を用いて,同等以上の転換率レベルで著しい選択率(89%)をもってCO
2のジメチルエーテルへのワンステップ転換を達成することができた。さらにメタノール合成反応器からのH
2及び水リッチなメタノール流出ストリームが,二次反応器の作動圧力に応じてアルカン(85%)又はアルケン(42%)の選択的生成のためのH-ZSM-5触媒を含有する反応器に直接供給され得ることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.