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J-GLOBAL ID:201402211929280450   整理番号:14A1452319

コオロギの側部輸卵管における筋原性収縮のオクトパミン調節の根底にあるシグナル伝達経路

Signaling pathway underlying the octopaminergic modulation of myogenic contraction in the cricket lateral oviduct
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  ページ: 30-36  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生体モノアミンであるオクトパミン(OA)は,無脊椎動物の神経伝達物質および神経調節物質である。ここでは,コオロギ(Gryllus bimaculatus)の側部輸卵管の自発的律動収縮(SRCs)に及ぼすOAの影響およびそれに関わるシグナル伝達経路について報告する。OA処理は,用量依存的にSRCsの頻度と振幅の両方を増加させた。OAの作用は,OA受容体拮抗薬のエピナスチンの処理により阻害され,OAの作用はOA受容体により仲介されることがわかった。OAの作用の根底にあるシグナル伝達経路を調べるため,cAMP/cAMP依存性蛋白質キナーゼA(PKA)シグナル伝達経路の関与を調べた。その結果,cAMP/PKAシグナル伝達経路はOAの作用の主要な経路ではないことがわかった。SRCsに対するOAの作用は,ホスホイノシチド特異的ホスホリパーゼC(PLC)阻害剤のU73122の処理により阻害され,OAの作用に対するPLC経路の関わりが示された。試験結果から,SRCsのOA誘導性興奮作用はPLCシグナル伝達経路により仲介され,すなわち,IP3受容体からのCa2+放出がSRCsの振幅調節に関わり,一方,リヤノジン受容体からのCa2+放出がSRCsの頻度調節に関わることが示唆された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物生理一般  ,  細胞生理一般 
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