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J-GLOBAL ID:201402212047244845   整理番号:14A0288118

北川の川坂砂州における地形変化と草本植生の相互作用について

Instruction between Topographic Changes and Herbaceous Vegetation of Sand Bar
著者 (3件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: I.617-I.624 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0102B  ISSN: 2185-4661  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宮崎県の北川では,1997年の台風19号に伴う洪水の甚大被害のため河川激甚災害対策特別緊急事業に採択され,計画流量の安全流下のために,大規模河川改修が行われた。川坂地区の湾曲部内岸に形成の砂州も高水敷化し,樹林の伐採,掘削が行われたが,改修事業の終了後も洪水ごとに砂礫が再び堆積するとともに植生の消長が繰り返されている。その後,2011年の台風15号において,北川の目標流量を下回る推定最大流量の洪水により川坂砂州上の植生が破壊され,砂州の大部分が裸地化した。本研究では,北川の川坂砂州を対象に出水前後の地形,植生の現地調査により砂州上の植生破壊状況を明らかにした。さらに,これを基に構築した草本植生の破壊モデルによる植生考慮の河床変動解析を行い,植生の存在が地形変化・流況に及ぼす影響,地形変化による植生破壊状況を検討した。その結果,中規模洪水による川坂砂州の草本植生の破壊形態として,土砂堆積による埋没,基盤喪失による流失,流体力による茎・葉の切断,抜根,倒伏が観測された。砂州上の草本植生は,洪水による地形変化によって大規模に破壊されることを示すなど,解析モデルの再現性を含めて破壊形態の有効な知見を得た。
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分類 (2件):
分類
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河川調査・計画  ,  移動床,浮遊,沈殿などの水理 
引用文献 (17件):
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